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アルコールいろいろ~函館からの何かしら~ブルーラベル編

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ジョニーウォーカー

今回、素晴らしいお酒を入手出来ました。ご紹介します。
【ジョニーウォーカー ブルーラベル ゴースト&レア グレンユーリーロイヤル】です。

何が凄いって名前が長いw まぁ冗談は置いといて、世界一の売り上げを誇るブレンデッドスコッチウイスキーの頂点、「ジョニーウォーカー」が、世のウイスキーラバーのマニア心を鷲掴みする一品!それがこちらです。

通常の「ブルーラベル」とは違います。

”Goast and Rare”と名前が付いておりますが、このウイスキーには今は無き蒸留所のお酒が使われているのです。それが「Goast」な訳です。

その中でもメインモルトが《GLENURY ROYAL/グレンユーリーロイヤル》です。

1824年に最初の「政府公認蒸留所」が認可されてからの歴史の中で、たった3か所だけの《ロイヤル》を名乗る事を許されている蒸留所の一つでした。

残念ながら80年代の《ウイスキーの大不況》の波に飲まれ1985年に閉鎖となりました。現在アパートだかマンションだかが出来ているそうです。勿体ない。。。
ちなみに他の2か所は《ロイヤルブラックラ》と《ロイヤルロッホナガー》です。
*ロイヤルロッホナガーは通常のブルーラベルのキーモルトになってます。

ゴーストは此処だけではなく、《Pittyvaich/ピティヴィアック》とグレーンウイスキーの《Cambus/カンバス》も使われてます。

《ピティヴィアック蒸留所》は1975年創業1995年閉鎖とわずか20年間しか操業されなかった蒸留所です。が、昔は「花と動物シリーズ」やボトラーズなどで割と普通に売っていたのを記憶しております。

一方の「カンバス」はグレーンウイスキーです。
一応オフィシャル物が販売されてますが40年物です。

調べてもそれ程情報が出てこなかったのですが1806年に創業、1877年にDCLの傘下になり、1936年に蒸留所に改装され1993年に閉鎖されました。

以前はUD社のブレンデッドウイスキーを作る際に最も重要なウイスキーと評価されておりました。

その他にも”Rare”なウイスキー達が使われております。
《GLENELGIN/グレンエルギン》 《GLENLOSSIE/グレンロッシー》 《INCHGOWER/インチガワー》 《GLENKINCHIE/グレンキンチー》 《CAMERONBRIDGE/キャメロンブリッジ》

それぞれで一本コラムが書けるほどの名立たる蒸留所です。が今回は名前だけで失礼します。

今回紹介した「ゴースト&レア」はシリーズ化されており、第1弾が《BEORA/ブローラ》、第2弾が《PORT ELLEN/ポートエレン》、第3弾が今回の《GLENURY ROYAL/グレンユーリーロイヤル》、第4段が《PITTYBAICH/ピティヴィアック》と、凄まじい顔ぶれです。

ウイスキー界のアヴェンジャーズとも言えるこのラインナップ!

どこかで見かけましたら是非お試し頂きたいです。

たまには自分へのご褒美としてお高いウイスキーを飲んでも良いんじゃないですか?1ショットで安いウイスキーなら何本か買えるお値段ですがw

本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。

監修
Bar ADDICT

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