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「タフな感じ」の革ジャンと細身のパンツでスタイリッシュに決めた鈴鹿。カバヤ食品本社のある岡山の出身で、「学生の時に工場見学に行ったことがあって、岡山つながりがうれしい。今でも行き帰りのバスの車内や着いた時の高揚感を覚えています」と笑顔を見せた。
噛み応えのある食感と刺激的な味わいが特徴の「タフグミ」は、「集中したい時に食べたいグミ」ナンバーワン。鈴鹿のお気に入りはエナジードリンク味で、「撮影時の切り替えや家で台本を読む時に食べています」と明かした。撮影ではソーダ味を「何個食べたかわからない」ほど食べ、「途中でエナジードリンク味が恋しくなって、途中に挟ませてもらいました」と味変を駆使して乗り切った。
私生活で刺激を感じるのが好きかとの質問に「好きですね。最近、お風呂に浸かりながら本を読むのが好きです。その時間は本の世界にいて、いろんな新しいことが自分の中に入ってくる時間が今、すごく好きです」とのこと。最近読んだ本は「脚本家の橋本忍さんの本。僕が映画『生きる』(黒澤明監督)を見たと話したら、スタイリストさんが勧めてくださったんですけど、あの時代の脚本家さんの力強さだったり、脚本への熱量やまっすぐさはすごい」と感銘を受けたと語った。
「飽き性かなとずっと思っていたんですけど、一人暮らしをするようになってから一人の時間にすることはお香や音楽で、一回癖になったら長く続いているなと。お気に入りの服を長く着ているタイプ」と自己分析。「笑える映像は中学生の時から変わってないですね」と笑いのツボも変わっていないと話した。「この仕事を始めてから、噛み応えしかなくて毎日反省の日々」という鈴鹿だが、「良い大人になれるように頑張ります」と決意。最後は「このわやタフなグミ、うめえから食べてみ」と岡山弁で締めくくった。
(取材・文:石河コウヘイ)