上路アナは、2019年に俳優・原田龍二、そして2020年には、アンジャッシュ・渡部建の不倫謝罪会見にリポーターとして参加。メディアで不貞を追及する立場ながら、今回の騒動は「ミイラ取りがミイラになった」などとやゆされ、大ブーイングの嵐を巻き起こしている。とはいえ、報道を扱う人間もしょせんは男と女。理性を抑えきれず、一線を越えてしまった業界人は上路アナだけではない。
2018年10月、元日本テレビでフリーの阿部哲子(現、あき子)アナが『女性セブン』(小学館)にW不倫を報じられた。阿部アナは、同年9月末をもって出演していた『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジテレビ系)、『バラいろダンディ』(TOKYO MX)、『田村淳の訊きたい放題』(同)を降板。理由は、体調不良によるものとされていた。
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阿部アナは、2006年にTBS局員と結婚し、2009年に長男を出産。記事によると、阿部アナはIT企業役員も務めた50代の男性と2015年から不倫関係になったという。阿部アナは2017年に離婚したが、一方で男性は2018年5月に死去したとしている。
2人の不倫だが、男性の妻が遺品整理をする最中に発見したと同誌は報じる。遺品の中に、阿部アナとの密接な関係をうかがわせるデータが見つかり、怒りに満ちた男性の妻が同年8月、阿部アナの出演番組の関係者に阿部アナの番組降板を要求する告発文を送付していたとされる。番組は“これ”に応じた形となった。
男性の妻は同誌の取材に応じ、「(私は)とても苦しんだのです。ですから、彼女ものほほんとしていないで、私が苦しんだように苦しむべきだし、懺悔すべき」と恨み節を交えたという。
一方の阿部アナも同誌の直撃に対して、男性との不倫を認めながらも、自身の夫婦関係が破綻していたことに加え、男性も夫婦関係は冷え切っていると主張したとしている。
だが、男性の妻は謝罪の気持ちを伝えた阿部アナに対して、降板するだけでなく、今後一切テレビに出ないようにと告げたと、同誌は伝える。これに、2018年10月のニュースサイト『zakzak』では、「夫の死後に裏切りを知った妻の立場からいえば、阿部がテレビで笑顔を振りまいていることが耐えられないのは当然のこと」と一喝。一方で、「阿部も子供を抱えた身。仕事をすべて奪われたことは大きい」といった“テレビ局関係者”の話を交え、「フリーの女子アナは正直いってあふれるほどいる中、不倫はイメージが悪くスポンサーも避けるので、阿部にとってはかなり不利な状況」と見立てた。さらには、「結婚式の司会などの営業も、不倫イメージはもっとも避けられるので起用はない。アナウンサー生命は絶たれたといっていい」と切り捨てた。
騒動後、阿部アナはメディアから姿を消したが2020年1月、『バラいろダンディ』にゲストとして生出演。番組冒頭、「以前、ご家庭のある方と交際をしてしまいました。その方はおととし、病気で亡くなられたけど、そのご家族を傷つけてしまったので謹慎、反省をしようと仕事はまったくしていなかった」と謝罪した。
メディア復帰を遂げ、改名を繰り返し、現在はラジオ『Afternoon Breeze』(エフエムたちかわ)という番組で木曜日のパーソナリティを務め、『至高のひととき~多摩・立川 オトナ時間~』(TOKYO MX1)ではナレーションを担当。細々ながらも再びメディアで活躍している。
不倫に走った阿部アナを、世間は “自業自得”とでもいうだろう。冒頭の上路アナは阿部アナの二の舞になってしまうのか。今後に注目が集まる。