発端となったのは、11日に有田氏が下関市で行った街頭演説。有田氏は「この下関って統一教会の聖地なんです。聖なる土地なんです」「今度の選挙戦においても、統一教会と深い関わりを持った国会議員、地方議員がこの山口も含めて何もなかったかのように活動している。こんな現実を皆さん変えていかなければなりません」と呼びかけていた。
なお、この発言は2021年3月に行われた、旧統一教会の創始者である文鮮明氏が山口県下関から入国したことを記念する「日臨節80周年記念大会」の中で、方相逸大陸会長が「山口の下関は聖地と同等の場所です」と祝祷を捧げたことに由来するとされている。
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一方、発言に対し、下関出身の田村淳は19日にツイッターで怒りを露わに。発言を“印象操作”だと批判していた。
そんな中、原口議員は20日にツイッターで淳の発言に言及し、「下関は、貴方がおっしゃるように『そんな街じゃないから』闘っているのです。有田芳生さんも私達も」と反論。また、「私達が印象操作をする事はありません」と断言した。
さらに原口議員は淳に対し、「主語を間違えて、貴方が言っているところの『カルト教団』を結果的に助けているのは、申し訳ないですが逆に貴方ではないですか?」と苦言。「冷静に物事を見つめてください。誰が聖地と言っているかを知ってください。私たちは、聖地にさせないと闘っているのです」と綴っていた。
しかし、このツイートに原口議員の元には「これに関しては田村淳の言ってることが地元民の感覚」「こんなこと言わなければ信者以外は知らなかったのに」「下関に住んでる人にとって、これまで『統一教会の聖地』って認識がなかったのは事実でしょ」「ただの後付け」「フォローになってない」といったツッコミが殺到していた。
記事内の引用について
原口一博公式ツイッターより https://twitter.com/kharaguchi