太田は『爆笑問題日曜サンデー』(同)で、作家の沢木耕太郎氏をゲストに招き、沢木氏から「太田君は世界の情勢を長いスパンで考えて、いろいろと責任を感じている。僕はもっと無責任」と伝えられたことに対して意見を述べた。太田は「(政治に対する)純粋性ってもうちょっと汚れてもいい。俺の方が無責任。そのうちなんとかなるだろうって」と考えていると話した。
さらにロシアのウクライナ侵攻を巡って、「日本の中でも、それこそデヴィ夫人と森さんが揉めてたりするわけ。でも本来、デヴィ夫人と森さんは仲良しだった」と明かした。
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デヴィ夫人は今年1月にウクライナを電撃訪問し、帰国後にロシア寄りの立場を取り続ける森喜朗元首相と鈴木宗男参議院議員を名指しで、「老害」と批判。関係が悪化している。
太田は、かつて森氏が会長を務めていた「ゆうもあくらぶ」が主催する、ユーモアで貢献し明るい話題を提供した人に贈られる「ゆうもあ大賞」を受賞した。
この組織にはデヴィ夫人も参加しており、授賞式の場で太田は森氏に関するギャグを言い、「デヴィ夫人がゲラゲラ笑っていた。それ覚えているわけ、俺は」と思い出を語った。
太田は両者にはある種の純粋さがあるとし、「もうちょっと汚れてもいいと思ってるわけ。そんなに純粋に進まないよ。実は国際政治って」とコメント。
また太田は、デヴィ夫人と森氏の不仲を例に、「戦争っていうのはその国同士だけじゃなく、その周辺も分裂分断させるじゃない。それは馬鹿馬鹿しいって俺は思ってるわけ」とバッサリと切り捨てていた。
これには、ネット上で「要は政治は思想よりも人間関係ってことか」といった声や、「森さんのことを『純粋』と表現するのは間違ってると思う。太田さんの人を見る目の優しさとか純粋さは、いいとこでもあるんだけど悪いところでもあるんだよな」といった声が聞かれた。