森喜朗
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芸能ニュース 2023年04月19日 11時45分
爆問太田、“老害”批判で不仲のデヴィ夫人と森元首相「仲良しだった」過去の交流明かす
4月18日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)で、太田光が政治には良い意味での無責任さがあってもいいのではと語った。 太田は『爆笑問題日曜サンデー』(同)で、作家の沢木耕太郎氏をゲストに招き、沢木氏から「太田君は世界の情勢を長いスパンで考えて、いろいろと責任を感じている。僕はもっと無責任」と伝えられたことに対して意見を述べた。太田は「(政治に対する)純粋性ってもうちょっと汚れてもいい。俺の方が無責任。そのうちなんとかなるだろうって」と考えていると話した。 さらにロシアのウクライナ侵攻を巡って、「日本の中でも、それこそデヴィ夫人と森さんが揉めてたりするわけ。でも本来、デヴィ夫人と森さんは仲良しだった」と明かした。 >>河村名古屋市長がまた“かぶりつき”で炎上 爆問太田「それも怒られちゃうの」驚きも、背景を推測<< デヴィ夫人は今年1月にウクライナを電撃訪問し、帰国後にロシア寄りの立場を取り続ける森喜朗元首相と鈴木宗男参議院議員を名指しで、「老害」と批判。関係が悪化している。 太田は、かつて森氏が会長を務めていた「ゆうもあくらぶ」が主催する、ユーモアで貢献し明るい話題を提供した人に贈られる「ゆうもあ大賞」を受賞した。 この組織にはデヴィ夫人も参加しており、授賞式の場で太田は森氏に関するギャグを言い、「デヴィ夫人がゲラゲラ笑っていた。それ覚えているわけ、俺は」と思い出を語った。 太田は両者にはある種の純粋さがあるとし、「もうちょっと汚れてもいいと思ってるわけ。そんなに純粋に進まないよ。実は国際政治って」とコメント。 また太田は、デヴィ夫人と森氏の不仲を例に、「戦争っていうのはその国同士だけじゃなく、その周辺も分裂分断させるじゃない。それは馬鹿馬鹿しいって俺は思ってるわけ」とバッサリと切り捨てていた。 これには、ネット上で「要は政治は思想よりも人間関係ってことか」といった声や、「森さんのことを『純粋』と表現するのは間違ってると思う。太田さんの人を見る目の優しさとか純粋さは、いいとこでもあるんだけど悪いところでもあるんだよな」といった声が聞かれた。
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社会 2022年12月28日 14時25分
高市大臣、森喜朗氏から「反党行為は慎め」を否定「電話頂いていません」素早い反論に感心の声も
森喜朗元首相から「反党行為は慎め」と注意されたと報じられた高市早苗経済安全保障担当相がツイッターを更新し、報道が誤報であることを明かした。 問題となっているのは、28日早朝の「デイリー新潮」(新潮社)のネットニュース。記事内には政治ジャーナリストの青山和弘氏の証言として、14日に岸田文雄首相が森氏と極秘に会談し、防衛費増額による増税問題について相談したことが報じられていた。 >>「子どもを一人も作らない女性を…」発言で抗議も 森喜朗氏の呆れた失言の言い訳は過去にも<< これを受け、森氏サイドは増税反対派で、岸田首相にもツイッターで苦言を呈していた高市氏に接触。森氏側が「反党行為は慎め」と伝えたという。そして、増税時期の決定は先送りにするということで与党内で決着。16日の高市氏の「来年また議論ができることは非常にありがたい」という発言に繋がったとのことだった。 しかし、高市氏は28日午後にツイッターを更新し、この報道について言及。「森喜朗元総理サイドから私に反増税発言を慎むよう働きかけがあった旨をコメントしておられましたが、誤報です」と断言した。 高市氏は「本件に関して電話も頂いていません」と森氏から連絡はなかったと明かし、さらに「過去数十年、森元総理が政策や発言について文句を仰った事は皆無でした」と報告した。 このツイートに、高市氏の元には「ガセ情報を精査出来るのがツイッターの良いところ」「こういうのがすぐ反論できるようになるのはいいこと」「本人発信って大事だな」といった感心の声が集まっていた。記事内の引用について高市早苗公式ツイッターより https://twitter.com/takaichi_sanae
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社会 2022年09月11日 07時00分
講談社排除が物議の森喜朗氏、かつてスキャンダルを報じられた因縁の相手だった?
東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー契約を巡り、KADOKAWAの元専務らが逮捕された。これに関し、『週刊文春』(文藝春秋)ならびに同誌のウェブサイトである「文春オンライン」が、元首相で組織委員会の会長を務めていた森喜朗氏がKADOKAWAと競合していた講談社を「絶対認めない」と強硬に排除していたと報じた。 森氏は「講談社を認めるならば(組織委員会を)辞める」と強硬姿勢を示したとされる。気になるのは森氏の拒絶反応の強さだ。講談社は日本を代表する大手出版社であり、前回1964年の東京オリンピックとも関わりの深い企業だ。森氏が講談社に拒絶反応を示したのは、自身に関わる過去のスキャンダル報道が絡んでいるという見方がある。 >>「子どもを一人も作らない女性を…」発言で抗議も 森喜朗氏の呆れた失言の言い訳は過去にも<< 森氏は首相在任中の2000年9月、『FRIDAY』(講談社)に学生時代の買春疑惑が報じられた。森氏は大学生時代に売春防止法違反で検挙され、起訴猶予になっているとされるものだ。この件は『FRIDAY』に先駆けて、スキャンダル雑誌の『噂の真相』(株式会社噂の真相)が報じた。これを受け、神奈川県警の人物が逮捕歴を照会したと見られる文書が『FRIDAY』に掲載された。 第一報は『噂の真相』だが、より知名度がある『FRIDAY』が報じたことで、この疑惑が世間に広まってしまったことを、森氏はよく思っていなかったのかもしれない。 当然ながら、森氏は事実無根として『噂の真相』を提訴。『噂の真相』側は森氏の手形を独自に入手し専門家に鑑定を依頼。森氏の検挙歴が記されたとされるカードに記された指紋番号と、別人である確率は「500万分の1以下」という意見を主張した。最終的に両者は和解に至り、森氏の検挙歴の事実についてはあいまいなままで終わっている。 このほか森氏は、2011年に亡くなった長男の祐喜氏に関しても、スキャンダル記事が『FRIDAY』や『週刊現代』に報じられたことをよく思っていないとも言われている。 やはり森氏にとって、講談社は因縁の相手であるのは確かなのかもしれない。
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社会 2022年08月10日 19時00分
世界で好評だった「安倍マリオ」発案者は森元総理? きっかけはまさかのダジャレか
安倍晋三元首相の来歴の中でインパクトがあったものといえば、2016年にブラジルのリオデジャネイロで開かれた夏季オリンピックの閉会式で見せた「安倍マリオ」だろう。 閉会式には次大会の開催地へ引き継ぐ要素が入る。そこで、土管の中からスーパーマリオに扮した安倍氏が出現したのだ。東京を走り回ったバーチャルのマリオが、ドラえもんの力を借りて作られた土管の中に飛び込み、地球の裏側の会場に安倍マリオが出現する流れ。 この演出に、日本では戸惑いを覚えた視聴者もいたようだが、世界での評価はおおむね好評だった。閉会式ではドラえもんのほか、ハローキティ、キャプテン翼なども登場し、世界的な知名度のある日本のポピュラーカルチャーのアイコンが散りばめられていた。世界の人々になじみがある日本のイメージにうまく合致したのだろう。 >>絶大な人気を誇った歌手、元五輪選手も参加 旧統一教会の「合同結婚式」、その後の人生は<< 安倍氏は、2012年に第2次安倍政権をスタートさせると外交を積極的に行い世界での知名度を上げてきた。2014年にはアメリカの雑誌『TIME』の「世界で最も影響力のある100人」に日本人で唯一、選ばれたことも。安倍氏の死去を受けて海外から追悼の声が相次いでいるのも納得の話だ。そうした人物が、ゲームのキャラクターに扮して現れたギャップに世界が沸いたと言える。のちの国際会議の場でも要人たちから「あれは良かった」と言われたと安倍氏自身が2021年7月の「読売新聞オンライン」のインタビューで述懐している。 この安倍マリオの発案者は誰であったかといえば、2020年東京大会の組織委員会の森喜朗会長(当時)だった。もともと開催地の「リオデジャネイロ」の略称である「リオ」と「マリオ」の響きが似ていることから、マリオを登場させるプランはあった。森氏はその役を「総理にお願いしよう」と提案し直接交渉する流れがあったという。遊び心にあふれる演出のきっかけが“ダジャレ”というのも興味深い。 これまでにない異例続きの型破りな演出がウケたのが安倍マリオだったと言えるだろう。
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社会 2022年07月09日 17時00分
麻生太郎氏、ウクライナ侵攻いじめに例え物議 選挙中の失言は初出馬時から?
自民党の副総裁を務める麻生太郎衆議院議員の発言がヒートアップしている。7月4日に千葉県市川市の街頭演説で、ロシアのウクライナ侵攻をいじめに例えた。麻生氏は「子どもの時にいじめられたのはどんな子だったか。弱いのがいじめられる。強いやつはいじめられない。国も同じだ」と発言。これには「適切な例えではない」「ウクライナが弱いって言いたいこと? すごく失礼」「強い弱いの関係だけじゃないと思う」といった批判を集めてしまった。 麻生氏は失言のオンパレードと言うべき人物だが、今回の選挙戦でも多くの物議を醸すフレーズが飛び出している。 >>ぶっちぎりの大金持ちも 議員の資産公開、麻生太郎氏の6億円を超える議員も<< 6月26日、れいわ新選組の比例代表として出馬した浅草キッドの水道橋博士と遭遇した際には「まだ生きてんの?」と言い放った。博士は『週刊アサ秘ジャーナル』(TBS系)で麻生氏にインタビューするなど親交がある。麻生氏なりのブラックジョークのつもりだったのかもしれないが、適切な言葉ではないのは確かだろう。 7月1日、三重県桑名市で行われた講演の場では「『政治に関心がないのはけしからん』とえらそうに言う人もいる。しかし政治に関心を持たなくても生きていけるというのは良い国です。考えなきゃ生きていけない国のほうがよほど問題なんだ」と発言したと、『朝日新聞』(朝日新聞社)のウェブサイトである「朝日新聞DIGITAL」に報じられた。これは、森喜朗首相(当時)が2000年の総選挙中に「(選挙に関心のない有権者は)寝てしまってくれればいい」と発した失言を思い起こさせるという声が聞かれた。 麻生氏の選挙期間中の失言は今に始まったものではない。何より1979年の初出馬時、地元の演説で「下々の皆さん」と呼びかけたと言われている。麻生氏の実家はセメント事業を始め、病院や学校経営を手がける麻生グループ。お坊ちゃん育ちであるため、こうしたフレーズがつい飛び出してしまったのだろう。こうして見ると、麻生氏の発言は失言というよりは、天然に近いものなのかもしれない。
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社会 2022年06月12日 17時00分
「子どもを一人も作らない女性を…」発言で抗議も 森喜朗氏の呆れた失言の言い訳は過去にも
森喜朗元首相が6月7日に東京都内で開かれた自民党議員のパーティーの席上で、自身が務めていた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長を辞任するきっかけとなった女性蔑視発言に「女の人はよくしゃべると言っただけ。本当の話をするので叱られる」と話したと報じられ、物議を醸している。 失言に対する呆れた言い訳とも言えるものだが、森氏はこれまでにも同様の振る舞いをしてきた。森氏は失言のオンパレードと言うべき人物だが、釈明のフレーズがさらに批判を集めてしまったことも少なくない。 >>ラサール石井、森会長を「座敷牢に入れて」発言が波紋 「批判はいいけど表現が下品」の声も<< 首相在任時の2000年6月には、衆議院議員選挙で自民党優勢が伝えられることに「無党派等は選挙に関心がないと言って、そのまま寝ててくれればいい」といった発言を行ったと報じられ、批判を集めた。森氏は「僕の演説は反語を使っている」とし、「そうであって欲しいがなかなかそうはいかない」といった発言意図があると釈明して、さらに批判を集めてしまった。 退任後も2003年6月には、講演会の場で「子どもを一人も作らない女性を税金で面倒見なさいというのはおかしい」といった発言を行い、女性団体などから抗議を受けた。森氏は「世間にそういう意見があるということを紹介しただけ」とあくまでも自分の主張ではないと釈明し、物議を醸した。 2014年2月には、ロシアのソチオリンピックで浅田真央選手の転倒が相次いだことに関して、「あの子は大事な時には必ず転ぶ」と講演会の会場で発言。案の定批判を集めたが、森氏は「孫と娘からすごく怒られている。そんなつもりじゃなかった」といった釈明を行った。失言に対する苦しい釈明という流れは首相時代から変わっておらず、もはや森氏の“お家芸”であるとも言えそうだ。 もっとも、森氏は東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長職を退いたとは言え、いまだに「要人」であるのは確かなだけに、言葉づかいには気をつけるべきかもしれない。
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社会 2021年02月26日 17時30分
志らく「“女の子らしく”は悪いことだと思わない」発言で批判「古臭い」「何も分かってない」の指摘も
26日放送の『グッとラック!』(TBS系)で、性差別問題について特集。その中のMC立川志らくの発言が視聴者からの批判を集めている。 この日、番組では東京オリンピック・パラリンピック組織委員会前会長の森喜朗氏の発言をきっかけに、日本の性差別問題がより注目されるようになったと取り上げた。特集では、弁護士の太田啓子氏の著書『これからの男の子たちへ』(大月書店)を紹介。その中では「日本の親が何気なくやってしまっていることが、将来性差別をする大人に育つ可能性がある」と訴えられているという。 例として番組が挙げたのは、転んで泣いている男の子に「男の子はそれくらいで泣くんじゃない」と言ってしまうこと。これにより、子どもは「男は強くあるべき」だと思ってしまうといい、結果「女は弱い」と思い、将来男尊女卑に繋がる可能性があるという。 さらに、親子でアニメを見ている際、テレビに映ったスカートめくりのシーンに子どもと一緒に笑ってしまうと、相手が嫌がる行為でもギャグや笑いで許される行為だと思ってしまうといい、これが積み重なると、性暴力に鈍感になる可能性があるという。 >>「美人であれば読書などしなくても良い」水道橋博士、アイドルへの発言が炎上 謝罪投稿も批判止まず<< しかし、こうした例について、志らくは「おそらく正しいとは思うんですよ。でも、世の中って正しいことが全部正解かっていうとそうではない」と指摘。「男の子は泣くんじゃない」という言い方が正しくないということに対し疑問を呈し、娘を持つ自身に当てはめ、「女の子は女の子らしく、可愛らしくって、これ一つも悪いことだとは思わない」と反論した。 また、志らくは「差別することは悪いこと」としつつも、「それよりももっと大事なことは優しい人に育てる」と自身の子育て論を披露。優しく、思いやりのある人になれば「差別はしなくなるし、したとしても反省するし、これはいけないことだって学ぶことはできる」と断言し、「別にスカートめくりでゲラゲラ笑ったって、それで家族が明るければそこの家庭は幸せなんですよ」と話していた。 しかし、この志らくの発言に、視聴者からは「その女の子らしい、男の子らしいの押し付けで、今までどれだけの人が抑圧されてきたか何も分かってない」「古臭いままアップデートできない人なんだろうな…」「昔ながらのこういう考えが固定されてるから、今になって性差別が問題になってるのが分かってない」という批判的な声が続出していた。 センシティブな問題なだけに、多くの反応を集めてしまったようだ。
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社会 2021年02月23日 12時00分
「女性はミスを指摘するな」「女性は体調をすぐ崩す」会社で浴びせられた“女性蔑視”発言 に怒り
東京五輪・パラリンピック組織委員会の元会長、森喜朗氏が女性蔑視発言をしたことで世間から批判を浴びているが、会社などで女性蔑視とも取れる発言を年配の上司から受けたという女性は少なくはないようだ。女性らは身近な場面で女性蔑視を体験している。 「産休を取ることが決定した私。産休前に今関わっているプロジェクトを全ていい方向に進め、引き継ぎも完璧に済ませました。産休前もバリバリ働いて、男性以上に結果を残していたと思っています。それにも関わらず、産休に入る数日前に50代の男性上司に『女性は妊娠を理由に長期の休みが取れるからいいよな。女性の特権だな、よかったな』と言われたんです。産休を“特権”だと思っていることにドン引きだし、そもそも出産で痛い思いをするのは女性。女性のことを何だと思っているのだと涙が出るほど悔しかったです」(30代女性) >>玉川徹氏「女性の方が素晴らしい」 テレ朝採用試験で「男性も甘く見て」人事の内情を明かす<< 年配の上司から心ない言葉をかけられた女性はほかにもいる。 「同じチームで仕事をしている50代の男性上司のミスが発覚。致命的なミスではなかったものの、早く報告して修正した方がいいと思い、上司にやんわりと指摘したんです。しかし、上司からは『○○(男性社員の名前)が言うなら分かるけど、女性なんだから指摘なんてせずに気づかない振りして、進行していく中でどこかで帳尻を合わせてよ。それが女性らしさだよ』と言われました。男性社員はいいのに女性社員はミスを指摘してはいけないのかと腹立たしかったです」(20代女性) さらには、コロナ時代こんな女性蔑視の発言も上司から飛び出している。 「普段は少しの体調不良なら出勤していたのですが、体調が悪かったので、時節柄、上司に報告して出勤ではなく在宅勤務にしてもらいました。上司は60歳近い男性上司ですが、そんな私の報告を聞き、上司は『女性は体調をすぐ崩すな』と言い放ったんです。冗談のつもりかもしれませんが、男性社員の方が私より体調不良で休んでいるのにと傷つきました。さらに、この時世を理由にしたことも『女は心配性』と言われたんです。人にうつしたらいけないし、心配性という問題ではないのに、女は心配性だと括られたことに強い嫌悪感を覚えました」(30代女性) 年配上司からの発言に心を痛める女性は少なくはないようだ。森氏のような女性蔑視が社会からなくなって欲しいというのが多くの女性の希望だろう。
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社会 2021年02月20日 07時00分
森前会長だけじゃない? 自分にもあるかもしれない「無意識の偏見」に気づき、改善するには
東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を務めていた森喜朗氏が12日、合同懇談会に出席し、女性蔑視発言の責任を取る形で辞任を表明した。 きっかけの一つとなった「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」という発言は、女性は男性と比較して話が長いという偏見に基づいた認識であり、「過剰な一般化」または「ラベリング(レッテル貼り)」といった認知の歪みのひとつとみられる。また、森氏は発言の釈明をする中で、「解釈の仕方」「意図的な報道」など、自分は女性蔑視をしたつもりはなく、捉える側に問題があるとして自らの認識の誤りを認めなかったことから、女性蔑視発言は「無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)」が原因とみることができる。 アンコンシャス・バイアスとは、偏見の中でも特に自覚がないもののことをいい、女性蔑視に限らず、「高齢者は頭が固い」「男は泣いたらいけない」など、多かれ少なかれ誰もが持っているものだ。無意識の偏見は、親の教育や時代背景といった生育環境に基づく経験や知識、価値観などに基づいて形成され、無意識のうちに維持される。そして、繰り返しイメージされる度に定着していく。無意識の偏見は、膨大な記憶量や思考の情報処理速度を高めるための役割も担っていると考えられている。 >>玉川氏「私の中にも性差別の芽がある」 森会長の会見受け国際社会における“差別意識との戦い”語り称賛の声<< これは森氏に限ったことではなく、自分自身の無意識の偏見にはどうすれば気づくことができるのだろうか。ハッキリ他人から指摘されれば認識することもできるが、その機会がない場合はセルフチェックで気づくこともできる。例えば、会話の中で自分が少数派であることが分かるなど、感覚のズレから分かることもある。自分で無意識の偏見に気づくためには、日々の生活の中でささいな違和感を見逃さないようにし、「これは偏見ではないか?」と意識的に注意しておくとよい。偏見の多くは、「普通は」「絶対に」「常識的に」といった表現とともに出てくるため、これらのキーワードを用いた話の内容には特に注意する必要がある。 無意識の偏見を改善するためには、認識の誤りに気づいた時点で、より正しい認識となるように方向を修正する必要がある。もしも自分の考えが偏見かどうか判断に迷う場合は、誰かに意見を聞いてみるのもいいだろう。その際、聞いた相手の認識も誤っている場合が考えられる時には、複数人に聞く、ネットや文献で調べるなど、より多くの情報を参考にするとよい。 偏見のイメージは長く定着しているほど自動思考化している可能性が高く、改善に時間を必要とする場合がある。しかし、一度気づいて改善しようと考えたことに関しては、そのことに立ち会う度に自分の偏見であることを意識的に思い出すようにしていれば、そのうちに方向を修正することができる。そして、より効率よく偏見を改善するためには、「批判されるから表に出さないようにする」のではなく、根本的な認識の誤りを認め、受け入れて納得した上で認識を変化させることがポイントである。 人には自尊心を保とうとする傾向があり、「自分は正しい」という前提のもとで日常を過ごしているため、他人からの指摘に対して、あるいは改善しなければいけない点に気づいた時に抵抗を感じやすいものだ。しかし、そのことを知った上で、もしかすると自分の認識が間違っているかもしれないと常に意識していれば、他人からの指摘や改善点に対して柔軟に対応しやすくなり、新たな偏見も持ちにくくなる。文:心理カウンセラー 吉田明日香
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芸能ニュース 2021年02月19日 19時00分
コロナ関連ニュース縮小は会長交代騒動のせい? 坂上の発言に「強制してないし求めてもない」と呆れ声
19日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、MCの坂上忍が新型コロナウイルスについての報道時間が縮小されていることに苦言を呈したものの、視聴者からツッコミの声が殺到している。 問題となっているのは、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長を巡る騒動について取り上げている際の一幕。18日になり、橋本聖子五輪担当相が組織委からの就任要請を受諾し、森喜朗氏の後任として会長に就任することが明らかになっていた。 組織委員会会長については、森氏が女性蔑視と受け取られかねない発言をしたことが原因でバッシングが過熱し、辞任。その後、一時は日本サッカー協会元会長で相談役の川淵三郎氏の名前が次期会長として挙がったものの、最終的には候補を辞任。その後、候補者検討委員会を経て、橋本五輪相の就任が決定していた。 >>坂上忍、森氏後任の新会長に「遠くの方から森さんがサポート」提案で視聴者呆れ「言ってておかしいと思わないのか」<< 『バイキング』では、発端の森氏の発言以降、毎日のように会長職を巡る騒動を取り上げてきたが、ようやく一段落した形に。これを受け坂上は、「正直、オリンピックを5か月後に控えてて、こんなことで会長が変わるなんて恥ずかしいことだなって思う」と一連の騒動に対し苦言を呈した。 また、続けて「(森氏の)言葉でこういうことになって、変な話、先週金曜くらいからずっとこれがメインニュースになるわけじゃないですか」と指摘。「そうすると、必然的にコロナのニュースが小さくなっていくわけじゃないですか。こういうこともね、一つコロナへの気の緩みじゃないけど、意識が希薄になっていく一つの原因にもなりかねないんで、あんまり余計なこと言わないでって俺なんかは思っちゃう」と懸念していた。 しかし、この発言に視聴者からは、「大袈裟に取り上げなければいいだけじゃ…?」「コロナを小さく扱うと判断したのは番組側だし、それは責任転嫁」「別に誰もコロナ無視してこのニュース報道しろなんて強制してないし求めてもない」といった呆れ声が聞かれていた。 テレビメディアの森氏への過度なバッシングも問題視されていたこともあり、コロナへの気の緩みまでも会長騒動のせいにしようと受け取られかねない坂上の発言に、呆れ声が多く集まっていた。
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