どうも【男の酒道】執筆者、大野です。
今回はオールドボトルのブレンデッドウイスキー《CHEQUERS/チェッカーズ》をご紹介します。
フミヤが居たチェッカーズとは何の縁も所縁も御座いません。あしからず。
とは言え、お陰様でと言いましょうか紹介すると一発で名前を覚えて頂けるのは非常に有難い事ではあります。1フレーズ聴かされるのもお約束w
さて、このチェッカーズですが【終売品】でございます。
90年代初頭で姿を消しました。
当店ADDICTにストックしている物は80年代に流通していたもので、デッドストックがたまに出てきます。
70年代だと年数表記が無く【SUPERB DE LUXE】と表記されております。
陶器ボトルや15年物なども有りますのでスコッチ好きなら一度試してみる事をお勧めいたします。
キーモルトは【LINKWOOD/リンクウッド】、2ndラベルとして【アボッツチョイス】がありました。
販売会社は【ジョン・マキュワン社】。
ん?業界でマキュワンと言えば【ジム・マキュワン】氏が有名ですが血族なのかな?調べてみたけどちょっと解りませんでした。
15歳でボウモアの樽職人スタートの人だから関係ないかな?
ちょいと脱線いたしますが【ジム・マキュワン氏】は【ボウモア】で38年勤めた後【ブリックラディ】を再建し、数年前に引退したようです。
その内詳しく書こうかと思います。
このチェッカーズの由来はロンドンから北西に40km程行った所、バッキンガムシャーの古城の旧跡からだそうです。
現在は英国首相の別邸として使われているようです。
個人的にも折角、美味しいブレンデッドなのに無くなってしまった事が悔やまれる一品です。
何事もそうですが失ってしまってからでは遅いのですよ。
そろそろ球数が少なくなってきているようなので何処かで見かけたら是非お試しくださいませ。
やっぱりブレンデッドウイスキーって美味しいなぁ~と思うはずです。
本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。
監修
Bar ADDICT