ドッキリ「裸の王様度チェック」を企画。仕掛け人である芸能界の先輩がテレビ局の楽屋で数々の問題行動を起こす姿を見て、後輩たちが注意できるのか検証した。
特に話題になったのが、放送作家・タレントの野々村友紀子をターゲットにしたドッキリだった。
仕掛け人はくりぃむしちゅーの上田晋也で、元芸人の野々村にとって上田は1年ほど先輩に当たる。上田は楽屋で堂々と不倫をにおわせる電話をしたほか、ディレクターから聞いたオフレコ話を知り合いの週刊紙記者に売るなど、野々村のいる前でやりたい放題。
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そして最後の仕掛けは、上田が楽屋に置いてあったディレクターの財布から金を盗むというものだった。
上田は堂々と財布から金を盗み出すと、「お前もいるか?」とばかりに野々村に渡そうとする。だが、野々村は「いいです、いいです!」「戻した方がいいかもしれないです」とやんわり注意したが、上田は言うことを聞かず金をポケットに入れてしまった。
その後、財布の中身を確認したディレクターが「少なくなってますけど」と上田と野々村に金の行方を聞いたところ、野々村は「ですよね」「そういうドッキリというか…」「戻しますので」「外に出たら戻ってるというマジックやりますので」と、あえて「ドッキリ」と言い張り「楽屋泥棒」の上田をかばおうとした。
スタジオに移動した後も、野々村は「上田が盗んだ」とは一切言わず、「私のドッキリです」と最後まで上田をかばっていた。
ネタバラシ後、上田は「この人(野々村は)身代わり出頭するタイプだよ!」とお人良し過ぎる野々村の性格を称え野々村は安堵の涙を流したが、最後には両者笑顔のまま放送が終わった。
ワイドショーなどで毒舌を放つ野々村のイメージとは真逆の姿。ネットでは「めっちゃイイ人じゃん」「(ドッキリにするのは)頭が良い」「機転効きすぎ」「本当は優しい人なんだな」「素敵な人だな」「好感度爆上がりした」といった称賛の声が相次いだ。
野々村本人としてはあまり見られたくない姿だったかもしれないが、視聴者の好感度はかなり上がったと思われる。