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舞台を中心に活躍する3人は10代の頃からの付き合い。ユニット「3LDK」としての初のフォトブックでは“3人感”を余すことなく表現した。植原によると「いろんなことを3人でやらせていただきましたが、フォトブックはやってなかった」と新鮮な気持ちで撮影に臨んだ。
「何をやってもこの3人なら大丈夫という安心感があった」と話す平間は「撮影が開始されたらどこか恥ずかしかった」と親しいがゆえの気恥ずかしさも。「公園のベンチに3人で座ったことない」と言い、水田も「最初、ベンチに座った顔が明らかに照れてます。テレ顔が載っていて、それくらい包み隠していない」と素の3人を強調した。
フォトブックには水田が平間をハグするカットも収録。植原によると「(水田)航生はいつにも増してハグしたがっていた」そうで、水田も「スイッチは入ってたんですけど、(平間)壮一をバックハグする時は照れてました。それが形になったのが素敵なこと」と自ら認めた。
それぞれのイチ押しカットを聞かれ、水田が「卓也の足の長さ」と3人のショットで見せた植原のプロポーションをイジると、植原は「航生らしいと思ったのは、ライダース(ジャケット)を着て、絶妙にポーズが格好悪いのがある」と反撃。水田が「そんなのあるわけないでしょ」と否定するそばで本を開き、「ライダースをすっと開いて見せないでしょ?裏地のピンクを見せたいところに航生の人の良さが出てる。本気の時の顔だから」と指摘して水田を慌てさせていた。
今後の活動については、11・12月にミュージカル『ミア・ファミリア』(東京芸術劇場シアターウエスト)が予定されている。意外にもオリジナル作品以外での共演は初めてということで、実感が湧かない植原と平間に対して、水田は「ヤバいね。顔合わせやるんだよ。机に名前が書いて合って、よろしくお願いしますって。稽古初日が一番楽しみ」と早くも待ち切れない様子。それを聞いた植原は「いつも他の役者の方にやっていることをやるんだ」と納得し、平間も「頑張るしかない」と気持ちを高ぶらせていた。
(取材・文:石河コウヘイ)