IWGP女子王者のモネは、2.18アメリカ・サンノゼ大会でKAIRIの保持するIWGP女子王座に挑戦。自身と同じ元WWEのKAIRIを相手に白熱の攻防を繰り広げ、最後はモネメーカーで激勝。世界に名を馳せるモネが、見事ワンチャンスで新たな勲章を手に入れた。すると、2月20日のスターダムの会見で、AZMが「IWGP女子のチャンピオン、モネに交わしましたね。やりたい選手で私の名前を出してた、次の挑戦者はこの私」と次期挑戦をアピール。
さらにAZMに続き、3月7日の会見では葉月もモネへの挑戦を表明。すかさずAZMは「ちょっと待って。AZMが先にモネに挑戦したいって言ったんだけど」と指摘するも、葉月は「葉月もIWGP女子の対戦に加わりたい。結局向こうから『いいよ』と言われてないし、何も決まってないじゃん」と反論。この熱意に押された格好のAZMは「モネとシングルやりたいけど、3WAY、楽しそうだね」とコメントを残していた。なお、両者はスターダムの3.26神奈川・横浜武道館大会『シンデレラ・トーナメント』1回戦で対決し、ともにOTRで敗退、同じく両者OTRで敗退した岩谷麻優も、両国大会を視察した上で、挑戦表明することを明らかにしており、IWGP女子王座戦線は混沌としてきた。
モネは「2人を相手に防衛戦ということは、もらえるマネーも2倍よね?(ニッコリ)。スターダムの歴史の中で一番若くてハイスピードな選手として知られるAZM。何があっても決してあきらめない気持ちを持っている葉月。あなたたち2人はこれまでに何度も自分の凄さを証明してきたかもしれない。でも、朝起きて鏡を見た時に、自分は女子戦線のCEOではないことに気付くの。勘違いしないで。あなたたちは、IWGP女子王者ではないのよ」とビデオでコメントを寄せている。
(どら増田 / 写真・新日本プロレス)