男性の前で、下手で読めないような字を書いてしまった時、相手は「なんて書いてあるんですか?」と聞き返さなければいけない。それは、相手の男性にとっても心苦しいこと。でも、そこで「下手でゴメンね」なんて気さくに返してもらえたら、気分が軽くなる。男は間違いなく良い印象を受ける。
初対面の場合、書いた名前の文字が下手だと、相手は名前を聞き返さなくてはいけなくなる。同じやり取りをすれば好印象だし、その名前は相手の脳に強くインプットされることにもなる。
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話の流れによっては、ここで一発ジョークをかますことも可能だ。「字が下手でゴメンね」と謝った後、「利き手じゃない方の手で書いちゃった」と言うのだ。「本当はもっと上手いんだけど」と付け加えてもいい。そこでひと笑い起きることで、雰囲気は和やかになり、ますます印象も良くなるだろう。
やがて、親しくなった男性に、告白をする場面が訪れたとしよう。その時、手紙という手段が有効になる。男は、あなたの字が汚いことをよく知っている。そこで下手でもいいから、一生懸命にゆっくり、魂を込めて書くのだ。
すると、それを読んだ男性は、自分のためにこんなに丁寧に書いてくれたんだと、喜びが湧いてくる。字が下手な印象がある分、熱意が伝わる。そして男は、感謝の思いを抱き、告白を受け入れることになる…。
だから、字が下手でも気にすることはない。書類に文字を記入する際は、枠からはみ出すほどデカデカと書いてやろう!
文/恋愛ライター・小島康明
写真/Peter Hellberg