SANADAは「2023年、『NEW JAPAN CUP』を優勝しましたSANADAです。今、下の世代が凄い盛り上がってきている中で、自分は中堅選手で終わるつもりはないので、4月8日両国は最大の危機感を持って、IWGP世界ヘビーに挑みたいと思います。すいません、鼻声なんですけども、ただの花粉です」と語ると、質疑応答に応じ、オカダから「何が変わったんだよ。髪の毛変えて、チーム変えて、それで俺に勝てるわけねえだろう。レベルの違いを見せてやる」と辛辣な言葉もあったことに関しては「まだ、自分がユニットを移ってから闘ってもいないので分からないと思うんですよね。自分もオカダさんとはずっと触れてないので。ただ、見た目しか変わってないだろうと思っているかもしれないですけど、前よりは一発一発“魂が”こもるようになったので、そこを感じていただけたら嬉しいなと思います」と変化を強調。
このシリーズがJust 5 Guysとして本格スタートとなり、4.3東京・後楽園ホール大会ではタイチとタッグを組んで、オカダ&棚橋弘至のドリームタッグと対戦するが、「タイチ兄やんとまだ1回も組んだことはないですけど、連携とかタッグの話も全くしてないんで、全くイメージがないんですけども、イメージが湧かないから面白いのかなと思っております。ちょっと残念なのが、ちょっと前に(3.6大田区大会でオカダ&棚橋が)後藤&YOSHI-HASHIに負けてるじゃないですか?そこがちょっとテンションが若干下がるかなと思うんですけど、まぁ楽しみですけど」と語った。
また、ベルトを奪取することにより、「このプロレス業界の象徴、トップの象徴だと自分は思っているので、それを獲ったらこの業界のトップに立てるのかなというイメージですね。上からの景色が見えるというか」というSANADAは歴代王者について「誰が獲ってきたかはあんまり興味ないですね。団体のっていうか、プロレス業界の象徴っていうイメージしかないです」と語ると、Just 5 Guysに入ってから「景色を変える」と話しているが、「一番思っていることは“マンネリ打破”ですね。世界ヘビーのベルトをSANADA以外で巻いてる……違うな?むしろSANADAしか……なんて表現したらいいのか?SANADA…SANADA…SANADAがベルトを巻くと一番景色が変わるかなと。他の人が巻いても想定内かなと思っちゃうんですよね。(SANADAが巻くのは)想像できないじゃないですか?それが今凄く必要なことなのかなと思っています」とコメント。
最後に、「4月8日両国で、IWGP世界ヘビーを獲って、本当の意味で景色を変えたいと思っております」と力強い言葉で会見を締めた。オカダ超えがなかなか出来なかったSANADAだが、今度こそという思いは強いはずだ。
(どら増田)