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ジェイク・リーが全日本三冠ヘビー級王座に続いてGHCヘビー級王座奪取でグランドスラム王手!「今日から俺がノアの舵を取る」

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GHCヘビー級王座を奪取したジェイク・リー

 プロレスリング・ノアは、ビッグマッチ『GREAT VOYAGE 2023 in YOKOHAMA』3.19神奈川・横浜武道館大会を開催した。メインイベントでは、昨年末で全日本プロレスを退団し、今年の元旦にノア東京・日本武道館大会に現れて、ノア参戦を表明したジェイク・リーが、GHCヘビー級王者の清宮海斗に挑戦した。

 ノアではジャック・モリス、アンソニー・グリーンとともにGood Looking Guys(GLG)なるユニットを結成していたが、この日ジュニアヘビーで軍団再編があり、YO-HEY&タダスケがGLGのメンバーとして加入。ジェイクとともに入場した。ジェイクから「お前、もう休めよ。俺がノアの新しいビジネスモデルになってやる」と挑発されていた清宮だが、いつもと変わらず派手に入場。

 試合は、序盤からジェイクがペースを握るが、終盤、30分を超えてから清宮が暴れるジェイクをぶっこ抜き、ジャーマンで叩きつけると、怒涛のエルボー連打。ジェイクのジャイアントキリングをカウンターで顔面に被弾しても、ゾンビのごとく起き上がり、ドラゴンスクリュー、シャイニング・ウィザードと連撃。さらにオリジナルの変型シャイニング・ウィザードを発射するが、ジェイクがこれをキャッチして振り払いキチンシンク。さらに串刺しフロントハイキックで顔面を打ち抜き、カウント3が入った。ジェイクは全日本時代に2度、三冠ヘビー級王座を戴冠しており、後は新日本プロレスIWGP世界ヘビー級王座獲得で、プロレスメジャー三大タイトルのグランドスラムに王手を掛けている。

 試合後、中嶋勝彦が現れて「ジェイク・リー、俺がここにいるってことはどういう意味か分かるか?ジェイク・リー、本物のノアを俺が見せてやるよ。俺が、ノアだ」と笑みを浮かべながら挑戦表明。これを受けたジェイクは「俺が一番闘いたかった相手だ。改めて、今日から俺がノアの舵を取る」とノアマット乗っ取りを宣言。バックステージでは「ええと、ツッコミどころは今、2点見つかったけど、取りあえずGHC獲ったぜ」と言うと、仲間たちが再び拍手。「そして、中嶋勝彦選手。俺が一番やりたかった相手だ。たぶん、向こうもちょっとはそういう思いがあるんじゃないか。後は両脇見たらわかるけど、カッコいいヤツしか揃ってないねえ、うちのチームは。2名急きょ入ったけれど。まあ、ここからどういう風に動いていくかはノアのYouTubeチャンネル、そしてWRESTLE UNIVERSEを見ていただきたい。リング上で言った通り、今日から俺がノアの舵を取る。以上だ」と改めてノア乗っ取りを宣言。

 勝彦は「リング上で言った通り、俺が本物のノアを見せてやる。俺がノアだ」と同じ言葉を繰り返した。

◆プロレスリング・ノア◆
『GREAT VOYAGE 2023 in YOKOHAMA』
2023年3月19日
神奈川・横浜武道館
観衆 1308人
▼GHCヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
<王者>●清宮海斗(35分36秒 片エビ固め)ジェイク・リー○<挑戦者>
※串刺しフロントハイキック
※第41代王者が5度目の防衛に失敗、ジェイクが第42代王者となる。

(どら増田 / 写真©︎NOAH)

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