3.9後楽園大会で拳王は「来たな、おい。来やがったな、おい。世界タッグチャンピオンの青柳、そしてあいつもう一人誰だっけ?名前。ああ、今出て来たわ。それぐらい影の薄い野村。当たりめえだろ。俺たちが挑戦してやるって言ってんだ。隣の東京ドームで俺たちが勝ったんだよ。それで何を向こうの専務?ゴチャゴチャ言ってんだよ。俺たちが全日本プロレスのベルトを獲りに行く、全日本のリングに上がる。その方がよ、あんな変な専務が挑戦するよりいいだろ。俺たちがプロレス界を盛り上げてやろうって言ってんだ。何だよ、お前。速攻イエスだろ? まあいいよ。青柳、ノアのリングに来て、あいつはわかってるんだよ。プロレスがわかってるんだよ。だから挑戦表明しに来たんだろ。いいよ、わかったよ。青柳から世界タッグのベルト、俺たちが奪ってやるよ。その前に3月19日、横浜武道館でGHCタッグのベルト、俺たちが獲ってやるよ。征矢が言ってただろ? 統一するんだよな?統一した名前まで考えてやったぞ。いいか、よく聞け。統一した名前はな、GHC世界タッグ選手権だ。その王者としてこれから俺たちは突き進んでいくよ。なあ、征矢?」とまくし立てると、征矢は「その通り!以上だよ」と吐き捨てた。
青柳は「プロレスリング・ノアファンの皆さん、お久しぶりです。世界タッグチャンピオンの青柳優馬が今日、ノアに来ました。拳王、征矢学の挑戦を受けるために俺たち世界タッグチャンピオンがやって来てやったんだ。その前にGHCタッグの挑戦もあるらしいな。おい、世界タッグに挑戦するならよ、しっかりとGHCタッグのベルトを持って来い。その上で統一するって言ってたな。俺たちがお前らから根こそぎ奪ってやるからな。覚悟しとけ。あんたらの挑戦、青柳優馬、野村直矢が正々堂々受けてやるよ!」と語り、2.21東京ドーム大会では自身が拳王から1本取られているだけにやる気十分。
野村は「受けてやるぞ。おい、ノムヤギ二人に挑戦することを後悔させてやるよ。覚悟しとけ、このヤロー!」と叫んだ。
この試合を終えても尾を引きそうな抗争に発展するかもしれない。
(どら増田 / ©︎NOAH)