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KO-D無差別級王座戦に向けた初の前哨戦は火野裕士が挑戦者の納谷幸男と熱闘!「どんどん熱くなってきた」

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火野裕士は納谷幸男を挑発

 DDTプロレスが『DDT YOKOHAMA Unlimited Vol.2』3.4神奈川・横浜ラジアントホール大会を開催。メインイベントでは、3.21東京・後楽園ホール大会でKO-D無差別級選手権試合で闘うチャンピオンの火野裕士と挑戦者の納谷幸男が初の前哨戦を行った。火野は坂口征夫と組み、納谷は正田壮史と組んだこの日の試合。

 火野はメインイベントに抜擢された若手の正田に強烈なチョップ連打で圧倒。納谷に代わると、壮絶なエルボーのラリーを展開。納谷はニーリフト、ビッグブーツを火野に叩き込んだ。納谷からバトンを受けた正田はミドルキック連打で猛攻も、火野はラリアットで吹っ飛ばすと、最後は必殺のFuckin'BOMBで万事休す。火野が初の前哨戦を勝利している。

 2.26後楽園大会で「つい最近、偉大なプロレスラー(武藤敬司のこと)が引退したね。素晴らしい引退試合やった。うちらはまだまだ、あそこまで届かへんかもしれんけど、どうせプロレスラーでいるなら、あんなんめざしたいよね。見に来る皆さんに一生心に残る試合をやろうや」と話していた火野は、この日の試合後、「ええやんけ。どんどん熱くなってきた。前哨戦にふさわしい試合になってきた。5日の長野(長野市芸術館アクトスペース)は今日より熱い試合。次の前哨戦(12日、埼玉・所沢航空記念公園野外ステージ)は長野よりもっと熱い試合。タイトルマッチはどうなるんや」とパンパンギアを上げていくと宣言。納谷は火野に対して「あなたと出会って、プロレス人生が本当に変わりました。あなたとDDTの最強をかけて闘いたい」という熱い思いを秘めているだけに、この前哨戦は熱闘と言ってもいい。

 バックステージで火野は「まだまだ始まったばかり。長野も所沢もどんどん気持ち入れていったらええ。熱くなって、タイトルマッチはヤバい試合しようや。今のオマエとワシやったらできるぞ」と笑みを浮かべると、納谷は「まだまだこれから。次、長野、今日よりもっと激しい試合するんで。これからもっともっと行くんで楽しみにしといてください」とここからの巻き返しを誓っていた。パワフルな防衛戦に向けて、前哨戦でボルテージを上げていく。

◆DDTプロレス◆
『DDT YOKOHAMA Unlimited Vol.2』
2023年3月4日
神奈川・横浜ラジアントホール
観衆 173人
▼スペシャルタッグマッチ(30分1本勝負)
○火野裕士&坂口征夫(13分13秒 体固め)納谷幸男&正田壮史●
※Fuckin'BOMB

(どら増田)

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