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50歳男性警視、パチンコ店でICカードを拾い換金 現金9000円を盗んだ疑い

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画像はイメージです

 秋田県の警察署で副署長を務めていた50歳の男性警視が、パチンコ店で拾ったICカードを換金したとして書類送検されたことがわかった。

 秋田県警によると昨年7月、この警視は勤務後に訪れた男鹿市内のパチンコ店で落ちていたICカードを拾うと、そのまま店に設置された精算機で換金し、現金9000円を盗んだとして遺失物横領と窃盗の疑いが持たれている。

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 その後、ICカードを落とした客が店に届け出ると、何者かが換金したデータを発見。警察が捜査を進めた結果、この警視が捜査線に浮上。容疑が固まり、書類送検した。取り調べに対し、警視は「魔が差した。盗んだ金は生活費に充てた」などと話したという。2月28日付で秋田県警は警視を停職1か月の懲戒処分に。警視は同日付で依願退職した。

 この事件に、ネットユーザーからは「懲戒免職処分が最低限。警察官の窃盗は一般人より罪が重くなるのは当然だろ」「懲戒免職処分だと退職金がもらえないという理由で依願退職にさせている。最後まで甘い」と憤りの声が相次いでいる状況だ。

 秋田県では、2021年2月にも当時警察署長だった57歳の警視が女性署員と公用車でスキー場を訪れスノーボードをする、管内の施設で入浴する、勤務時間外の職員に自身を送迎させるなど、不適切な行為をしていたことが発覚し、世間から批判を浴びた。

 署長や副署長など、階級が上であるにもかかわらず行われる不適切な行為や犯罪に不満の声が上がるのは当然のことだろう。

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