発表によると、デビュー戦は4月8日に東京・有明アリーナでのスーパーバンタム級ノンタイトル6回戦で、日本バンタム級4位・与那覇勇気と対戦。
試合はAmazonプライム・ビデオで生配信。WBAスーパー&WBC世界ライトフライ級統一王者・寺地拳四朗の3団体王座統一戦などを含む大型興行にて破格のボクシングデビューを飾ることになった。
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「格闘技時代、メガイベントとなった昨年6月の東京ドームの武尊戦にすら見向きもしなかった各民放キー局だが、9日のプロテストは各局のスポーツ番組がその模様を放送した。各局としては、視聴者が興味を持っていると思ったからこそ放送したはず」(ボクシング担当記者)
となると、各局とも、今後、天心戦の放映権を狙うのが自然な流れのはずだが、デビュー戦はAmazonプライム・ビデオでの生配信となった。
「デビュー戦の興行は天心の所属する帝拳ジムの主催興行ではないので、思いっきり放映権料をつり上げたのでは。帝拳がもともと、日本テレビとのパイプが太く、フジテレビは格闘技イベント・RIZINに出場した際の天心との試合は放送したが、武尊とのビッグマッチは諸事情により放送を見送った。帝拳が主催の興行でも天心戦の放映権料高騰は避けられない」(同)
近年、ロンドン五輪金メダリストからプロに転身した村田諒太、バンタム級で世界4団体統一を果たした井上尚弥らの世界戦はことごとく動画配信サービスの配信が中心になり、地上波では見ることができなくなった。
「高い放映権料を払ったところで、視聴率が伸びなければ放送する意味がないので、ある意味、ボクシング中継はリスクが高い」(広告代理店関係者)
果たして、天心戦を地上波で見ることができるのだろうか。