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『Get Ready』、DV父と娘が“胸糞展開”で苦言「子どもに罪悪感抱かせるの嫌」結末に視聴者から不満

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妻夫木聡

 日曜劇場『Get Ready!』(TBS系)の第6話が12日に放送され、平均視聴率が9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第5話の9.6%からは0.3ポイントのアップとなった。

 第6話は、次の患者候補で、病に侵され余命宣告を受けているパティシエの嶋崎(鶴見辰吾)は、エース(妻夫木聡)の店の常連客・水面(當真あみ)の父親だった。水面の様子に異変を感じていたエースは、その原因を探るため、クイーン(松下奈緒)に調査を依頼し――というストーリーが描かれた。

 >>日曜劇場『Get Ready!』主要人物の過去に「適当設定過ぎる」「都合よすぎ」呆れ声集まる<<

※以下、ネタバレあり。

 第6話は、ストーリーの“胸糞悪さ”が視聴者から苦言を集めている。
 1年前に右手を負傷し、糖尿病の合併症で余命宣告を受けていた嶋崎は、水面に暴力を振るっていたことが判明。幼い頃は優しかった父親のために、水面はエースの店で買ったケーキを渡そうとするも、「当てつけか」と蹴りつけられてしまう。

 一方、それを知ったエースは、水面に父親を助けるかどうか決めさせることに。水面は「優しかった父はもういません」と手術を拒否。しかし、倒れた嶋崎は病院を抜け出し、動かない手でケーキを作り、「父親失格ならば空からずっと見守っています」と手紙を添える。

 自宅に置かれていたケーキと手紙を見た水面は、再度現れたエースに「戻って欲しいお父さんがまだいたの」「お父さんを助けてください。お願いします」と頼むという展開に。これを聞いたエースは糖尿病の合併症の手術と、ケガをした右手も治療。最後には意識を取り戻した父親が水面に謝罪してハッピーエンドとなった。

 しかし、ネット上からは「こういう子どもに罪悪感抱かせるの嫌だわ」「子どもにそんな選択させることが胸糞」「毒親の元で育ってきた子どもの気持ち舐めすぎ」「ただのクズを最後いい話風にまとめるな」「ケーキ一つで暴力受けた傷は消えない」という批判が殺到している。

 「作中では、闇医者チームが嶋崎に『生きて償え』と言い渡して命を救うという展開に。嶋崎が水面に暴力を振るうシーンもしっかりと描かれていたために、このハッピーエンドが受け入れられない視聴者が続出していました。究極の状況になったら親と子は分かり合える、という安直な展開がDV問題を軽く扱っていると指摘する声も多くあります」(ドラマライター)

 いい話風にまとめようとしたために、余計「胸糞悪さ」が目立ってしまったようだ。

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