事の発端となったのは、コヤッキースタジオが先月30日に公開していた動画。その中で「日本で2月6日に巨大地震が起こる説が有力視されている」という説を紹介し、深海魚の打ち上げや、日本各地で温泉の枯渇などを根拠として挙げていた。
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しかし、実際にその日に巨大地震が発生したのはトルコ。コヤッキースタジオは翌7日にユーチューブチャンネルに「当たってほしくなかったです。2月6日に起きたトルコ地震について話します。」という動画を公開し、30日の動画について言及。「日本ではなかったもののトルコで大地震が発生してしまった」「当たってしまった」と明かした。
さらにコヤッキースタジオは、2月2日の動画では異常現象が起こる前兆と言われているという「レンズ雲」を取り上げていたとのこと。トルコでも地震直前にレンズ雲が見られていたことから、「わりかし、芯をついた動画だった」と主張した。
また、コヤッキースタジオは今回公開した動画に広告をつけ、収益をトルコの震災関係の団体に全額寄付することを表明。動画の後半では日本でも自然災害に備えるよう呼びかけていた。
一方、コヤッキースタジオが地震の根拠として挙げていたのは全て日本の話。ネット上からは「当たった」と主張するコヤッキースタジオに対し、「関係なさすぎる」「日本で地震が起きなきゃ当たってない」「関係ない地域に便乗しすぎ」「ただの偶然では…」「これで『当たった』は無理ある」という困惑の声が集まっていた。
なお、深海魚の打ち上げやレンズ雲と地震の関係性は、専門家によって否定されている。
記事内の引用について
コヤッキースタジオ公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/@koyakky-st