兼近といえば2011年11月に女子高生への売春斡旋をしていたとして逮捕されていたと2019年9月、『週刊文春』に報じられている。兼近は同誌の直撃に対して、「やっと話せる」「すべてをさらけ出してほしい」などと潔く“ざんげ”。さらに2019年10月、『爆報!THEフライデー』(TBS系)に出演した兼近は、自身の窃盗罪についても公表し、2度の逮捕歴を公にした。
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世の中を騒がせた事件やスキャンダルにさらされた兼近だが、結果的にダメージを被ることなく、相変わらず多忙な日常を送っているようだ。そんな売れっ子を煙たがるのが、お笑いコンビ・霜降り明星(以下、霜降り)だという。
両コンビは昨年3月に終了した『霜降りミキXIT』(同)で共演。「お笑い第七世代」でも、特に活躍が目覚ましい2大巨頭とも言える存在だが、2022年7月のニュースサイト『日刊大衆』では両コンビが“共演NG”になったと報じている。
記事によると、EXITを毛嫌いするのは霜降りというより粗品のようだ。粗品は、同番組を共演したことで、両者の方向性の違いが改めて顕在化したという。その結果、「以降は特に“笑いを追求する番組”で共演はしたくない」と同サイトは伝えている。
さらに同サイトは、現在放送中の霜降り、チョコレートプラネット、ハナコが出演する『新しいカギ』(同)に当初、EXITをレギュラーとして起用するという話もあったと報じている。だが、同局サイドがEXITの起用を希望したものの、粗品の意向でNGになったとしている。
その理由として同サイトは、「純粋に面白いものを作っていきたいという熱い思いからでしょうが、その部分でEXITとは合わない」と感じるところがあると解説。粗品は、先輩後輩や他事務所の芸人とも仲がいいことで知られるせいやとは対照的に、先輩芸人にもかみついたり、自身が出演するわけでもない『新しいカギ』のコントの台本にも「これちゃいますね」と難癖をつけてはボツにさせたこともあるようだ。お笑いに対するこだわりが強いあまりに、粗品はにぎやかなコント番組と一味違う『新しいカギ』のような作り込んだコント番組などではEXITと共演を避けたいというのだ。
一方で、同サイトは両コンビの格差を指摘。第七世代ブームが終わった今も快進撃を続けるEXITに対して霜降りは、昨年春に同番組のほか、『オトラクション』(同)、『ラストアイドル〜ラスアイ、よろしく!〜』(テレビ朝日系)、『乃木坂46のザ・ドリームバイト!』(フジテレビ系)と4本のレギュラー番組が終了し、9月には『クイズ!THE違和感』(TBS系)が終了している。
これに同サイトは、5本のレギュラー番組の消滅以外に「ここ1~2年の霜降りが勢いを失っているのは明確」と断言。加えて、『新しいカギ』もイマイチと一刀両断し、「霜降りはさらなる窮地に立たされる」と示唆し、「残酷な両者の明暗」と報じた。
いわれてみれば最近、両コンビの共演はないとみられる。“共演NG”の真偽は不明だが、EXITの人気は飛ぶ鳥を落とす勢いではある。だが、冒頭の内容が事実だとしたら不運な結果を招く恐れもなくはない。粗品は、兼近の“ピンチ”をどうみているだろうか。