これまで参院は、ガーシー氏に出席を求めてきたが、8日の参院議院運営委員会の理事会で新たに、欠席を続ける理由を文書でガーシー氏に質問する方針を決定した。
また、理事会では議員の海外渡航届に関し、帰国予定日などを明記できない場合は具体的な理由の記入を義務付けると扱いの変更を申し合わせた。来年の通常国会に向け、1月1日に運用を始めることになった。
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一部メディアによると、立憲民主党の斉藤嘉隆参院国対委員長は、ガーシー氏について「議員である以上国会に出席すべきだ」と強調し、「議長の招集状が出されても出席しないなら、懲罰委員会の検討などを含めた段階に進んでいくだろうと思う」と述べた。
9日には、衆参両院の国会議員に冬のボーナス314万円が支給されたが、ガーシー氏は一度も国会に出席しないままこれを受け取ることになった。
ガーシー氏は8日に自身のインスタグラムを更新。もともと、1月の通常国会に向けて帰国することを宣言していただけに、《オレにも連絡きたけどアホなんかなー 来年まで待っとけ笑笑》と綴った。そのうえで、《クラスの目立つ奴イジメるみたいな陰湿な行為は勘弁してくれw 電話できるってやつ、動画でて説明できるってやつ、うちの党に連絡いれてくれ!待っとるわ!!苦情はいれんなよ?子供ちゃうねんから、自分自身で解決しよや》などとも綴っていたのだが……。
「ガーシー氏は、そもそも議員の地位にしがみつく意向ではないので、処分を受けても全くダメージがない。NHK党としては、ガーシー氏が辞職しても繰り上げでほかの党員が参院議員になるだけで、こちらもダメージがない。理事会が徒労に終わるだけでは」(永田町関係者)
もうすぐガーシーと国会の〝直接対決〟が見られそうだ。