>>全ての画像を見る<<
ディーンはこの日、「Celebrate Living(人生を讃えよう。)」をブランドスローガンに掲げるFWD生命のアンバサダーに就任した。イベント後の質疑応答でサッカーの話題を振られると、「サッカーの選手の皆さんは健闘されたなって思います」と笑顔で答え、「僕もずっと見ていて、クロアチア戦も見たんですけど、胸が熱くなりますよね」と日本代表の健闘を讃える。ディーンはサッカーという競技の人気の高さにも着眼し、「サッカーを見ているサポーターの皆さんとか、受け手がたくさんいるから大きなムーヴメントが成立する。サッカーはやっぱり盛り上がりますね」と話した。
ディーンは、FWD生命の公式ホームページとYouTubeにて公開される新CM「LIFE 4 KEY LOCATIONS」にも出演する。「自分の言葉で、人生を紐解いていくディーン・フジオカの姿」がテーマのCMで、ディーンが自身ゆかりの地4か所でインタビューに答え、自らの「挑戦の人生」を語る内容となっている。
ディーンは「こういう形でアンバサダーだったり、何かを応援する場合、自分が使っているものであったり、自分で共感できるものじゃないと、なかなかその良さが伝えられない」と述べ、「だからお話が来た時はすごく嬉しかったです。ブランドスローガンも含め、共感できることばかりだったので。光栄だなって思います」と感想を述べる。
CMの撮影についても、「自然な撮影の工程の中で、撮影クルーと一緒に散歩しながら撮影テーマについて話し合うという感じでした」と振り返り、「台本もなかったんです。コロナがなければ、自分が仕事をして来た海外での撮影もいいかなと思ったけど、日本での撮影になって、今回は都内、新宿をメインに撮影しました」と紹介する。
ディーンはブランドスローガンに絡め、「人生を楽しむ秘訣」についても見解を問われたが、「自分の弱点だったことが自分の得意や強みになったり、その変化を生み出したり、掴み取ったり、その瞬間が自分は人生を一番楽しんでいると思います」と述べ、生きていく上で「ピンチ」をポジティブに捉えて成長していくことを心がけているとコメント。「例えば、トレーニングすると筋肉痛になるんですけど、それがあるから成長して新しい自分が生まれる。ピンチ、チャレンジをその都度、その時の自分に合わせて一歩前に設定する。更なるピンチを探しています」と話す。
また、来年の抱負について問われると、「抱負ないんだよな……」と苦笑い。「プランを立てても状況はすぐに変わってしまう。プランニングを細かくやったところで、あれは何だったんだっていうことになる場合だってあるんです。軸になる人生設計があれば、仕事の上で細かく計画を立てる必要はない」と持論を展開。「フレキシブルにいればいいと思います」とディーンらしい回答でイベントを締めくくっていた。
(取材・文:名鹿祥史)