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小堺は1984年にスタートした「ライオンのいただきます」から「ライオンのごきげんよう」(フジテレビ系)まで、31年6か月もの間、LIONとともにお昼の顔として活躍した。登壇し「ご自身にとってLIONはどういう存在か?」と聞かれると、「LIONは親代わり」と答え、「親よりも私を世話して育ててくれたんじゃないかって。タレントとしてもいろんな方にお会いさせてもらって育ててもらった」とLION関係者らに感謝の気持ちを述べる。
この日は関根とイベント初共演だったが、パートナー関係にあった関根勤の娘との共演にも「感慨無量」と嬉しそうな表情。「一緒に仕事をする機会はそんなにないですけど、親戚の叔父さんのような気持ちです。生まれた時から知っていますから。麻里ちゃんはお父さんと違ってちゃんとしています。しっかりした娘さんになったなって思います」と話す。
関根も「父の貴重な親友」と小堺を前に嬉しそうで、「いつもお世話になっています。本当に親戚の叔父様という感じ。子どもの頃からお世話になっているんです。父と仲良くしてくれてありがとうございます」と小堺に感謝しきり。イベントでのトークについても「安心しています。父と違って変なこと言わないので。危ういところがありません」と信頼を寄せる。
壇上では今年一年を二人がそれぞれ振り返る一幕もあったが、小堺は漢字一文字でなく、「change」と英単語で今年を総括。「わざと変えようとしているわけではないけど、物の見方や考えが自然と変わってきました。嫌なことを聞いても、違う風に考えたらいいんだって。そういうことを自然と脳と体がやってくれているようになったんです。前はもうちょっと心配性だったんですけど、よく言われる通り、心配していることの90パーセントは起こらないそうです。だから気にしないようにしています」と話す。
関根も今年一年を漢字一文字で「育」と総括。「育児というのは子どもを育てるだけでなく、自分もいろんなこと学んだりして育てもらえるということと。子どもを育てながら自分も育ててもらっているということで『育』です」と述べ、「育児は毎日感動」と感慨深げな表情を見せる。「今、子ども(次女)がトイレトレーニングのまっ最中なんです。なかなか思うようにいかないけど、お姉ちゃんがトイレ前にポスターを貼って、トイレができたらシールを貼れるよって。それで頑張ってトイレまで行って座るというのをやっています」と子どもの成長や、子育ての様子も紹介していた。
(取材・文:名鹿祥史)