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孫の芸能界入り「反対しない」 関根勤、医師に“アウト”と言われた心臓の病状も振り返る

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関根麻里、関根勤

 タレントの関根勤が29日、都内で行われた「タニタ新事業戦略記者発表会」に娘で同じくタレントの関根麻里と出席。テレビ番組での検診を経て見つかった「冠動脈狭窄」を治療後、現在は何よりも健康に気を遣っていると明かすと、「僕は孫が成人式を迎える82歳までは何とか生きたいという希望があるんです。あと17年。ここからは厳しいですけどね」と話して健康の大切さを訴えた。

 親子で同社のヘルスメーターを仲良くアピールした関根勤だが、孫で麻里の長女の話が挙がると嬉しそうな表情。孫が最近、無意識にモノマネをするようになったと明かし、一歳の時にはビートたけしのモノマネをするようになったと紹介。「『アンビリバボー』と言ったら首を回すようなった。それをたけしさんの前でやったら、たけしさんが喜んでね。『おねえちゃん、こづかいやるよ』って」とたけしさんからポチ袋をプレゼントされたという。

 「僕の舞台に一緒に立ったこともあって、お笑いやモノマネに対して楽しいってイメージはあると思います。でも、将来は何になってもいい。彼女がやりたいことをやればいい」と関根勤は孫の将来について話す。「芸能界に入るといえば反対しない。麻里の時も反対しなかった。自分がやっていたくせにダメだとは言えないでしょう」とにっこり。「できれば彼女には女医になって、わたしの心臓を見てほしい。これから高齢社会で医療の番組も増えますからね」ともコメント。

 自身の健康については、「僕は気を付けていたつもりだったんですけど、3年前に心臓の検査をしていた時に、初めて危ないってわかったんです」と「冠動脈狭窄」を告げられた時のことを回顧。「先生が『無作為に62歳の人を100人集めたとしたら4番目くらいに悪い』って状況を説明してくれました。その後、再検査しに行ったら、そこで手術を担当する先生からも『これアウトです。グレーゾーン超えていますよ』って。あのまま検査せずほったらかしにしていたらどっかで倒れていただろうね」とため息。

 「心臓はサイレントキラー。自覚症状はなかった」と述べ、「確かに階段を上ると息切れしていたけど、加齢だからと思っていたので。それが調べたら大動脈が大渋滞になっていたみたい。食事が原因だそうです。もちろん体質や遺伝的なものもあったみたいです。父親が心臓が悪かったので」と当時の病状を説明。「今は定期的に検査しています。孫のために長生きしないといけないので」と笑顔を見せていた。
(取材・文:名鹿祥史)

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