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兵庫県立大学職員、職員13人分の勤務評定データ入りUSBメモリを紛失 喫茶店で作業していた

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 兵庫県立大学に派遣されていた県の男性管理職が、部下職員の評価が入ったUSBメモリ1個を紛失したことが判明。またも発生したUSB紛失事件に、呆れの声が広がっている。

 職員は6日、自宅で保管していた事務職員13人分の勤務評定案や仕事の引き継ぎ資料、さらに自身の住所が入ったUSBメモリを筆箱に入れた状態で持ち出し、近所の喫茶店で作業を行う。その6日後の12日にUSBメモリと筆箱を紛失したことに気がつき、警察に遺失物届を出した。

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 兵庫県では、業務に関する情報を私物のUSBメモリに保存する行為や、許可なく個人情報を持ち出す行為は禁止されているが、この職員は自宅で作業をするために情報を保存して持ち出していた。現在のところ、個人情報が流出した被害は確認されていないという。

 またも発生した、兵庫県のUSBメモリ紛失事件。今年6月には、兵庫県尼崎市で委託業者の協力社員が市民46万人分の情報が入ったUSBメモリを酒に酔って路上に寝込んだことで紛失し、騒動になっている。このケースでは、最終的にUSBメモリが発見されたものの、その杜撰な管理体制が知れ渡り、再発防止策を講じるなどしていた。今回のケースを見ると、「USBメモリを使わない。持ち出さない」という意識は、全く広がっていないと言われても仕方ないだろう。
 
 この事件に、ネット上では「以前の事件で何を学んでいたのか。被害者が少ないから良いという話ではない」「情けない。こういう事件を立て続けに起こす兵庫県は異常」「兵庫以外でもこういうことは全国で行われていると思う。情報管理の意識が低すぎる」と怒りの声が相次いでいた。

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