第3話は、あす花(本田翼)の姉・優里(木南晴夏)が婚約者の満男(菊田竜大)に浮気されたと訴え、愛犬とともに寮に転がり込んでくる。一方、8LOOMのチーフマネージャーとして新たに敏腕マネージャー・香坂(内田有紀)が就任。新たな売り出し戦略を次々と打ち出す香坂だが、一方あす花は「8LOOMが成長するために寮母は不要!」とクビ宣告されてしまい――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第3話では、後半のストーリーについて、ネット上で「破綻している」と物議を醸している。
第3話後半では、8LOOMがテレビ取材を受けている際、優里を迎えに来た満男が寮の外で騒ぎ出し、取材が一時中断に。外に出た優里は別れを告げるも、満男は納得せず。「今からまた相手探すってしんどいじゃん。いいの? ひとりぼっちで生きていくの嫌でしょ?」と暴言を吐き始め、「あす花ちゃんが大変な時だって俺、支えてきたよね?」とあす花すらダシにしようと試み始めた。
しかし、ここで寮の中にいたはずの8LOOMが登場。弾(高橋文哉)はあす花の肩を抱き、「話終わった? うちの寮母、暇じゃないんで」とあす花を連れ帰り、満男を追い返すことに成功。この一部始終を見ていた香坂は「彼らをきちんと見ていたという点は紛れもない事実」としてあす花に謝罪し、「8LOOMに寮母が不要」という宣言を撤回するという展開となった。
この展開に、ネット上からは「無関係の8LOOMが撮影中断させて助ける意味が分からない」「なんで内田有紀は心変わりした?」「イケメンと犬出しておけば満足すると思ってる?」「視聴者のこと馬鹿にしてる」「いろいろめちゃくちゃすぎる」という呆れ声が集まっている。
「満男が寮の前で騒ぎ出したのなら、優里とあす花で離れたところで話し合えばいいだけのこと。それを8LOOMが取材を中断してまで止める必要性は全くありませんでした。また、この一部始終を見ていた香坂があす花を見直した理由も不明。8LOOMに対し、『プロ失格』と怒ってもいいような場面でなぜ改心したのかきちんと描かれることはありませんでした」(ドラマライター)
トンデモストーリーすぎた第3話。整合性のない展開は今後も続いていくのか――。