記事によると、香川は10月31日に東京・歌舞伎座で行われた「十三代目市川團十郎白猿襲名特別公演」(11月1日まで)の顔寄せ手打式に出席。
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香川は8月にクラブホステスへの性加害疑惑が報じられた後、続々とドラマやCMを降板。唯一出演するテレビ朝日「六本木クラス」も9月29日に最終回を迎え、今後の活動に注目が集まっていたが、事実上の仕事復帰となった。
松竹の迫本淳一社長はスポーツ紙などの取材に対し、「(報道を通じても)ご不快に感じた方にも、少しずつ、本人が精進して反省することでお客様の期待に応えられるように頑張ってもらうしかない。謙虚に一歩ずつ進んでもらいたい。それを後押しする形にできれば」と、香川の俳優業をバックアップする意向であることを明かしたというのだ。
「團十郎の襲名披露公演はチケットの売り上げに苦戦しているのが現状。そんな中、歌舞伎俳優としても人気があり、世間の注目度が高い中車の投入でチケットの売り上げが伸びることになるだろう。團十郎が香川の復帰を進言したことも大きく影響したようだ」(演劇担当記者)
香川といえば、主演を務める映画「宮松と山下」が11月18日に公開される。
先日、都内で特別試写会が行われたが、香川は出席せずにメガホンをとった監督集団「5月」の関友太郎、平瀬謙太朗、佐藤雅彦の3監督が出席。
佐藤監督は、「いろいろな状況がありまして、うまく告知できないんじゃないかなと思ってますので、みなさん、よろしくお願いいたします」と観客に呼び掛けたことが報じられていたのだが……。
「舞台に立つ前に俳優・香川照之としての謝罪の場が必要なだけに、映画の公開初日に行われると思われる舞台あいさつが最適の場なのでは。話題を集めて映画の集客アップにもつながるだろう」(芸能記者)
映画の製作サイドのジャッジが注目される。