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広島・森下、侍ジャパン辞退に「発表会で顔暗かった」の指摘 来季開幕も絶望? 数日前の“異変”に再注目

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 11月に日本ハム(5日)、巨人(6日)、オーストラリア代表(9~10日)と戦う侍ジャパンに選出されていた広島のプロ3年目・25歳の森下暢仁。10月19日、故障で招集を辞退することを侍ジャパンが発表した。

 侍ジャパン公式サイトは同日、森下が右肘痛のため招集を辞退することを発表。また、森下に代わってソフトバンク・石川柊太が追加招集されることも併せて発表している。

 森下は先発ローテの中心として今季27試合に登板し、「10勝8敗・防御率3.17」と2年ぶりに2ケタ勝利をマーク。シーズン終了後の10月4日に侍ジャパンメンバー入りが発表され、球団を通じて「選んでいただき光栄。チームの力になれるように、そしてアピールできるように頑張りたい」と意気込むコメントを残したことが伝えられていた。

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 森下の故障・招集辞退を受け、ネット上には「怪我の程度分からないけど大丈夫なのか」などと心配の声が上がった。また、中には「新ユニ発表会でずっと顔暗かったのはこれも原因だったんだろうか」、「球団イベントで1人だけやけに元気なかったのは故障のせいか」、「会見中終始表情こわばってたけど、もしかして痛みを我慢してたのか?」、といった、数日前のイベントを引き合いに出したコメントも少なからず見られた。

 「森下は10月15日に行われた球団の新ユニフォーム発表会見に九里亜蓮、栗林良吏、坂倉将吾と共に登場。ただ、にこやかだった他3名とは異なり終始表情が暗く、笑顔を見せたのは会見途中に新井貴浩新監督がサプライズ登場した直後ぐらいでした。発表された新ユニは背番号下の赤いラインが血のように見える(ホーム用)、ユニ・ロゴが全面赤一色で視認性が悪い(ビジター用)などとファンに不評だったこともあり、ネット上では森下も新ユニへの不満から表情が暗かったのではとささやかれていましたが、今回の故障情報を受け、実は右肘の痛みを我慢していたのではないかという見方が上がっています。森下がけがをした原因や時期は現時点では伝えられていませんが、今季成績を見ると9・10月に防御率が大きく悪化している(8月は1.91、9・10月は4.30)ため、この期間に何らかのアクシデントが発生した可能性も考えられます」(野球ライター)

 翌20日の報道では「本当にめちゃくちゃ行きたかったです」と落胆するとともに、来年3月に予定されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)についても「間に合わないと思う。(出場は)厳しいかなと思っています」と断念濃厚と語ったことが伝えられている森下。場合によっては来季開幕はもちろん、序盤戦まで故障離脱が続く可能性もありそうだ。

文 / 柴田雅人

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