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おなじみの真っ赤なコスチュームのカズレーザー。「いつかアドビさんのCMに出たいという一心でこの色を選んでいました。本当かどうかというとうそになるんですけど」と登場するなりジョークを飛ばした。カズレーザーに憧れを抱く後輩芸人として紹介されたヒコロヒーは、「昔からお世話になってて。ずっとライブをご一緒していたんですよ。優しいところは変わらないですね」と先輩を持ち上げた。
多忙を極める2人だが、カズレーザーが「仕事の前に散歩したりしています。そう考えるとすごく暇ですね。全然忙しくないですね」と不思議がると、ヒコロヒーも「けっこう朝まで飲むんですよ。二日酔いはあまりなったことがないですけど、楽しい気持ちで仕事に行っています」とかぶせる。すかさずカズレーザーが「残ってるってことじゃないですか!」とツッコミを入れ、ヒコロヒーが「迷惑はおかけしていないと言わせていただきます」と神妙に弁解するなど、息の合った掛け合いを披露した。
話題はキングオブコント2022で優勝したビスケットブラザーズにも。カズレーザーが「面識があると言えばうそになるんですけど、めちゃくちゃ面白かったんで、今日から親友と言います」と宣言すれば、ヒコロヒーは「じゃあ私は天敵で」となぜか敵意をむき出しに。ボケ担当の原田泰雅とヒコロヒーは同期で、「東京に来たときは飲んだりします。LINEもしましたけど、返事が来たのは2日後くらい」と友人を思いやった。
イベントではAdobe Acrobatの機能で契約書を比較し、カズレーザーとイベント出演契約を締結。新たに課せられた項目として、文章を読まずに失敗した体験を紹介するコーナーで、カズレーザーは、続けざまの収録で出演者リストを読まずに臨み、同じ共演者に同じエピソードトークをした失敗談を打ち明けた。ヒコロヒーは、「お金がなかった時期に、手当たり次第アルバイトに応募して、水商売系の面接で時給も高く、働く時間も短くて喜んでいたら、信じられへんくらい丈の短い制服を出されて、思っていたよりスケベな店でした」と、ちゃんと読まなかったことで思わぬ目に遭った体験を語った。
今後の人生の目標を「もう二度と借金しない人生」と答えたヒコロヒー。カズレーザーが「有名になった今なら、めちゃくちゃ引っ張れるんじゃないですか?」と聞くと、「いつでも貸してもらえるくらいの信用を維持できるように頑張りたい」と本音で返していた。
(取材・文・写真:石河コウヘイ)