東野圭吾さんの原作を映画化した、福山が天才物理学者を演じる「ガリレオ」シリーズの最新作。公開初日から16日間で興行収入18億6000万円、観客動員136万人を突破したという。
>>福山雅治、主演映画がヒットしたワケ ファン離れも食い止めた?<<
福山は「(続編を)やっぱりやってよかった」と感無量。小学生の頃に「ガリレオ」を見て科学者になったという観客の声を紹介し、「影響を与えることができたっていうのも、エンターテインメントとして大きな役割を果たせているんだなと。長くやっていると、こういういい効果がありますね」と喜びをかみしめた。
シリーズの前作「真夏の方程式」は13年公開で、ファンから「9年は待たせすぎ」という声もあがっているというが、福山は「9年はさすがに長いと思う。できるだけ早く」と続編製作に期待を持たせた。
「15年に結婚後、主演映画・ドラマの数字が振るわずに深刻なファン離れがささやかれた福山だが、代表作とも言える同シリーズのヒットで復権の兆しが見えただけに、続編に向けてさらに意欲が高まったのでは。ドラマ版を放送するフジテレビも映画を配給する東宝も早期の続編を期待しているのでは」(映画業界関係者)
発売中の「女性自身」(光文社)によると、福山はこれまで複数の映画に出資しているそうだ。映画館のない地域に赴き、作品を届ける移動映画館のプロジェクトを主宰するなどしている俳優の斎藤工と14年にラジオ番組で〝映画愛〟を語り合い意気投合したという。
斎藤の監督作品へ初めて出資したのは、18年2月公開の映画「blank13」で、ほかには20年公開の佐藤快磨監督の映画「泣く子はいねぇが」にも、『脚本が気に入った』と言って出資。
これまでの累計金額は3000万円から5000万円ほどだが、投資でのもうけを狙っているわけではないというのだ。
とはいえ、自身の主演作で映画愛で投資した思いが実ったようだ。