そして、官邸関係者から聞いた話として「今日ちょうど(北朝鮮からの)ミサイルもあって、今までで政権発足の中で一番正念場。厳しい大変な状況にあると認識した上で、国会始まっているので。論戦をこれから繰り広げる中で、今の岸田政権の足元がちょっとぐらつき始めていると言っていましたけど」と裏話を明かした。支持率低下は、政権内部でも深刻なものとして受け止められているようだ。
>>金子恵美元議員「あまり聞いたことない」岸田内閣改造後の支持率急落、統一教会問題を指摘<<
さらに、金子氏は岸田総理の所信表明演説から感じたポイントとして「分配とか漠然と理念的な抽象的なことよりも、賃上げとか具体的な成果を出さないと。一年経って何もないっていう政治姿勢だけじゃなくて、成果の部分をしっかりと出してきたいという思いは所信表明から感じられましたよね」と指摘した。
また、岸田総理が自身の長男を首相秘書官に任命し、批判を集めているトピックに関して、金子氏は「身内だと見ちゃうかもしれないですけど、大事なのはその人の能力次第。資質、素養があれば」身内であっても起用は問題ないのではないかという立場に付いた。金子氏は「家族だからこそ信用できるところがあると思う。秘書官や官邸スタッフは最も大事なのは信用」「身内だからこそ厳しく見られる」と指摘。さらに「実は私も身内を入れていました。姉を秘書として入れていましたけど」と親族の起用も明かした。
これには、ネット上で「金子さんの言いたいこともわかるけど、ちょっと日和見すぎるかな」「この時期に息子を起用っていうのは何だかなと思う」といった声が聞かれた。