安倍元総理の国葬決定後、毎週のように決定した岸田文雄政権を叩いている『サンデーモーニング』。この日は「賛否」とテロップを出しながらも賛成意見は全く採り上げず、国会周辺や新潟県新潟市、香川県高松市で一部反対者が声を上げる映像を流し、批判を続ける。
>>岸田総理は「支持も不支持もない」が狙い? 元官房参与が裏事情暴露、国葬もブレーンからの催促?<<
さらに、立憲民主党の泉健太代表が「佐藤栄作元総理が国葬ではなかった」と述べたことに触れ、国葬の見送りを決めた三木武夫元総理と関わりのあった前尾繁三郎元衆議院議長の側近の平野貞夫元参議院議員に取材し、「三権の了解が基本的にいると言ったらしい」と話す様子も放送。これを根拠に、「国葬はおかしい」などとフリップを交えて紹介した。
岸田総理が「内閣府設置法が根拠で行政権の範囲内」と主張していることにも言及するが、関口は「国葬に対して反対意見がどんどん増えてきている。それでも、岸田さんとしてはそれを貫こうとしているのはなぜですか」とコメント。その後、例によってジャーナリストの寺島実郎氏や安田菜津紀氏が強硬に国葬について反対を表明。「賛成意見」を持つ人物を出すことはなく、一方的に国葬の開催を批判し続けた。
関口の発言に「反対が増え続けているというのは、新聞の世論調査を根拠にしているのか? 反対しているのはごく一部では?」「選挙で選ばれた内閣総理大臣が国葬を決定した。これが民主主義ではないのか」と疑問の声が上がる。
また、番組の内容についても「国葬反対派の集まりだけが是非を語って何になるのか」「あまりにも偏りすぎている。賛成派の意見も聞くべきだ」「反対者だけの意見を正論として取り上げて“賛否”とするのは公平じゃない」「自分たちの都合のいいように切り取ってプロパガンダを流している」「反対にするにしても賛成派の意見も踏まえるべきだ」と怒りの声が。
一方で、番組の支持者からは「その通り」「国葬開催がおかしいことには変わりない」「番組に賛成」「おかしいんだから賛成派の言うことなんか聞く必要はない」という声も出ていた。