男は3月中旬、20代の男と共謀して釧路市内に住む70代の女性に、高齢者施設の入居を担当する業者を装い電話をかけると、「入居するための手続きが進んでいる。解約するには業者との取引実績が必要」「現金がいる」などと嘘八百を並び立て、女性に現金300万円を東京都内の指定した場所に宅急便で送らせた疑いが持たれている。
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警察によると、男は別の詐欺未遂事件で8月に逮捕されていた。取り調べに対しては、容疑を認めたうえで「受け子を組織に紹介した」などと供述しているという。警察は余罪もあると見て、捜査を進めていく方針だ。
特殊詐欺の犯人がホストクラブの男だったという事実に、ネット上では「最低。ホストクラブだって女性をだまして金を稼いでいるようなものだし、さらに詐欺をしていたなんて本当に許せない」「親の顔が見てみたいよね。倫理観が欠如している」「自分の主張で客を来店させて売上にしたうえ、金が足りなければ詐欺を働くとは許せない。ホストという職業は必要ないのでは」「コツコツと額に汗をして金を稼ぐことを知らない男。けしからん」などと怒りの声が相次ぐ。
また、「詐欺被害のニュースは聞くけど、逮捕されたケースはほとんど耳にしない。どんどん捕まえてほしい」「組織をしっかりと捕まえてほしいが、手ぬるいように感じてしまう。もちろん、捜査情報を漏らせないという側面もあるのだろうけど」という指摘も出ていた。