小倉氏は番組冒頭、「体調不良っていうのが一番困るよね」と辛坊氏にチクリと一言入れた。さらに、「ニッポン放送ってのは考えることすごいよね。体調崩した辛坊治郎の代わりががん患者の小倉智昭」と自身の病気を絡めた自虐ネタも披露していた。現在も治療は継続中だが、肺に転移したがんはかなり小さくなっている状態だという。
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この日は、経済評論家の森永卓郎氏がゲスト出演。森永氏は小倉の出身校である獨協大学で教授を務めている。森永は「(小倉さんが)『とくダネ!』やってらっしゃる時に、『ウチの大学の特任教授やってくださいませんか』」とオファーをかけていたと裏事情を明かした。ただ、毎日テレビのレギュラーがあるため、「そんな暇がない」と断れてしまったという。
これには、小倉氏は「そんな暇がないっていうより、私なんかが獨協(大学)行って教えられることは何もないだろうと思ってね。本当そう思いましたよ」と断ったと、「本当の理由」を明かした。
さらに、森永氏は「これは私の勝手な想像ですけど、小倉さんの思想はセンターからちょっとリベラルな方に寄ってる。そのリベラル派の小倉さんがフジテレビの看板を22年間続けたっていうのは実は奇跡なんじゃないか。フジテレビはどっちかというと右側に寄る方が好きなんで」と思想背景についてコメント。
これに小倉氏は「(フジテレビは)どっちかと言わなくても右側に寄るんですよ。ただ、数字的に調子が良かったからね。上も何も言わないで野放しにしてくれた。それが『とくダネ!』が長続きしたコツかなと思いますけどね」と視聴率の話を絡めて振り返っていた。
これには、ネット上で「小倉さん、フジテレビの中でもマイペースを貫いていたのか」「小倉さんの講義なら話も面白そうだから聴いてみたかったな」「小倉さん元気そうで何より」といった声が聞かれた。