4日の『ラヴィット!』は、櫻坂46の16歳の新エース・山崎天が、先週に引き続き、Z世代の代表として最新トレンドを紹介。意外なプレゼン能力の高さを見せていた。またロケにも顔を出していた、なすなかにしがスタジオにも登場。麒麟・川島明と抜群の掛け合いを見せた。
一方、同日の『めざまし8』では、KDDIの大規模障害の続報や警報級の大雨、海外の山岳リゾートでの雪崩事故など様々なニュースが紹介された。
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そんな『めざまし8』は例えば、今年2月1日は世帯6.0%、個人3.0%だった。対して同じ日の『ラヴィット!』は世帯3.2%、個人1.7%。つまり7月4日の数字と比較すると、『ラヴィット!』は固定層を守った一方で『めざまし8』だけ自滅状態にあるようだ。
じわりじわりと下がる『めざまし8』。アイヌへの差別表現など何かと問題続きの『スッキリ』(日本テレビ系)に肉薄するときもあるのだが、22年続いた『とくダネ!』(フジテレビ系)を終了させ、“新しい顔”である谷原章介の起用によって同時間帯視聴率1位を奪おうという夢はなかなか達成できていないようだ。また、そんな谷原が舞台出演のため、たびたび番組を欠席することも、安定しない一因になっているのかもしれない。
対して『ラヴィット!』は見取り図、アルコ&ピース、なすなかにし、すゑひろがりず、アインシュタイン、ぼる塾など、いわば「ラヴィット!芸人」とも言うべき鉄壁の布陣が、川島と毎日、にぎやかなクロストークを展開。辛気くさいワイドショーに辟易とした視聴者がチャンネルを合わせる機会も増えているのかもしれない。
最近はそんなお笑い勢に加えて、乃木坂46、櫻坂46、日向坂46など、熱心なファンも多いアイドルもシーズンレギュラーとして出ることから、番組も幅広い層に認知されている。どのグループにも、まだまだバラエティ対応ができる逸材やポテンシャルの高いメンバーも控えており、『ラヴィット!』は今後も台風の目になりそうだ。