第101回は、暢子(黒島結菜)の店の開店準備は着々と進んでいた。料理人として雇われた矢作(井之脇海)は、初めての沖縄料理をどんどん覚え、頼もしい様子だったが――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第101回では、またも暢子の身勝手な言動が物議を醸す事態になっている。
店のオープンまで残り2週間となり、暢子の店・ちむどんどんでは鶴見の人たちや親しい人を集め、試食会を行うことに。その中で、暢子が最初のうちはホールや洗い場に人を雇わず、矢作と2人で切り盛りしていくつもりだと判明。さらに、矢作にはそれが初耳だということも明らかになった。
暢子は「人件費の負担が大きくなるのも不安なんで」と明かしていたが、初めてそれを聞かされた矢作は怒り、「俺はホールも洗い場も一切やらねえぞ。料理人として雇われたんだから料理以外は一切」「配膳も接客も会計も全部お前がやれ」と反論。これに智(前田公輝)が「暢子は妊娠中なんですよ?」と食ってかかるという展開が描かれた。
この展開に、ネット上からは「ブラックすぎる」「出産前後は矢作1人に店任せるつもりだった?」「矢作の言うこと正しい」「矢作を悪にしようとしてる智にもびっくり」「無計画にもほどがある」といったドン引きの声が集まっている。
「現在妊娠中の暢子。どんなに頑張っても出産前後は必ず休まざるを得ないため、その時は矢作1人が店を回すことになってしまいます。また、第100回では矢作が給料について切り出そうとした時、『矢作さんが決めてください』と、実質“いくらでも出す”発言していましたが、今回、暢子はほかに人を雇わない理由について『人件費』と説明。矢作は『相場で』と答えたため、結局、営業面でも人件費も矢作の好意に甘える形に。ネットからは『払えないのに人に決めてとか言うな』『矢作が多めに吹っ掛けてたらどうするつもりだったんだ』という指摘もありました」(ドラマライター)
まっとうな反論をしているのにも関わらず、暢子や智によって“冷たい人間”という印象も付けられてしまった矢作。しかし制作側の意図に反し、ネット上からは困惑の声ばかりが集まっていた。