昨年末に「日本中の人に元気と勇気を届けたい!」として、車で日本一周するプロジェクトのクラウドファンディングを敢行したゆたぼん。目的の1つに「不登校の子やその親御さんたちと直接会う」ことを掲げ、147人から目標金額を超える約480万円を集めることに成功。現在日本中を回りながら、ユーチューブ動画などをアップしている。
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しかし、実際にユーチューブでは不登校の子どもたちに会いに行ったりする様子はほとんど公開されず。アップされているのは、各地の観光地を楽しんだり、ご当地グルメを楽しむ動画がほとんど。SNS上などでは、ゆたぼんが突然飲食店に入り、中にいた客にPayPayで支援してほしいと頼む動画が出回る事態にもなった。
そんな中、署名サイト「Change.org」では、8月上旬から「ゆたぼんの本来の意図とずれた日本一周の中止とクラファン支援者へ全額返金をお願い致します。」という署名キャンペーンがスタート。ゆたぼんが不登校の子どもを訪問する企画をほぼ行っていないことを指摘し、「本来の意図の活動をしないのであれば直ちに日本一周を中止させて、クラウドファンディング支援者に全額返金すべきであります」と呼びかけていた。
最終的に約5500人の署名が集まったこのキャンペーンだったが、21日頃からその内容が過激に。キャンペーンページに「刑事裁判や民事裁判料含め弁護士に相談させていただきますので、弁護士費用全額請求させていただきます」「SNSやYouTubeで失言してしまったことに対してのお詫び会見の開催とSNSとYouTubeの全アカウント凍結していただきます」と本来の意図と異なった文章が並び始めた。
さらに、キャンペーン主催者は自身のユーチューブチャンネルでゆたぼんの写真を印刷した紙を破くといった動画をアップ。23日には弁護士費用の請求や会見の要求などの文章は削除されたが、ネット上からは「署名取り消した」「会見なんて求めてない」「なんかズレてる」「署名の目的が変わりすぎ」という困惑の声が聞かれていた。
その後、23日夜になり、主催者は署名を突然強制終了。理由については、SNSや時事系ユーチューバーから誹謗中傷や嫌がらせとも取れる動画を上げられたことだとし、「事後報告になり申し訳ございません」と綴っていた。
この一連の騒動に、ネット上からは「そもそも支援してない人も署名できるシステムおかしすぎる」「これはゆたぼんの方が可哀想」「抗議ではなく嫌がらせ」といったゆたぼんへの同情の声が多く集まっていた。
記事内の引用について
Change.orgより https://onl.bz/BNdcBRZ