7月29日、29歳飲食店経営者の男が福岡市南区の交番を訪れると、「携帯電話を落とした」と申告。そして、「自分の携帯に電話をしたいので電話を貸してほしい」と話し、交番の電話を使い、親族に電話をかけ、警察官を装い居場所を聞き出そうとした。
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男には別の警察署が「危害を加えられるおそれがある」として、親族と連絡を取らないよう指導していたとのこと。男はこの事態を乗り切るため、言葉巧みに警察官を騙して「交番の電話」で連絡を取ったものとみられる。
不審に思った親族が警察に確認したことで、事態が発覚。男が警察官を騙して電話を使ったとして、詐欺の疑いで逮捕した。取り調べに対し、男は容疑を認めている。
この事件に、ネットユーザーからは「いろいろと裏がありそうな事件。この男は警察をすっかり騙しているし、詐欺師なのかもしれない」「一体、何があったのか。親族も電話に出なかったということは、かなり警戒していたと思う。かなり根深いものがありそう」「警察としては親切心で電話を貸したのだろうが…。親切心が身の危険を招く時代だと感じる」と驚きの声が上がる。
一方で、「警察は電話を貸すことに慎重になるべきではなかったのか。もし悪用されていたら責任を取ることができたのか」「電話番号を見ておくとか、そういう発想に至らなかったことが驚き」「警察が適切に対応していれば、結果は違ったかもしれない」と警察の対応を疑問視する声も出ていた。