第84回は、フォンターナが危機に陥る中、暢子(黒島結菜)は、房子(原田美枝子)にずっと気になっていた、房子が三郎(片岡鶴太郎)と結婚しなかった理由を尋ねる。その翌日、暢子を訪ねて横浜・鶴見に意外な人物がやって来て――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第83回では、「ラフテーの作り方を教えてほしい」とフォンターナに電話してきた良子(川口春奈)。その電話で、フォンターナが嫌がらせを受けていることを聞かされることに。
その良子が第84回では、鶴見のあまゆに登場。偶然居合わせた三郎の妻・多江(長野里美)をフォンターナのオーナー・房子と勘違い。暢子らは三郎にフォンターナへの嫌がらせを伏せていたものの、良子が「権利書を取られた相手にお店の前にゴミを捨てられたり、イタズラ電話とか受けてるんですよね?」「泣き寝入りしてはいけない! 大きな力に屈してはいけない」と捲し立てたせいでバレてしまうという展開が描かれた。
しかし、この展開に視聴者からは疑問の声が集まっているという。
「第83回で暢子と良子が電話したのは、店が終わった夜遅く。一方、良子が登場したのは翌日の朝でした。しかし、今ほど交通網も発達していない時代に、上京したことのない良子が一晩で沖縄から鶴見に移動したことに視聴者は驚愕。ネット上からは『時空歪みすぎ』『沖縄から鶴見は夜行バスでも出てんのか?』『ワープしたんか?』『純粋にどうやって来たの?』『この世界には沖縄と銀座と鶴見と千葉しかないのかな』というツッコミが殺到していました」(ドラマライター)
また、良子が多江と房子を勘違いしたという展開にも指摘が寄せられている。
「良子が電話を掛けたのはフォンターナ。しかし、やって来たのはあまゆ。あまゆにいる女性をフォンターナのオーナーだと勘違いするには、かなり無理があると感じた視聴者も多かったようです。ネットからは『流れ作るのめちゃくちゃ』『勘違いしないでしょ、普通』『この勘違いはどう考えてもおかしい』という声が集まっていました」(同)
ストーリーをまとめるために、もはや時空も登場人物の言動もおかしくなってしまっているようだ。