同番組は、普段はなかなか見ることができない、様々な業界の"ウラ側"に密着する社会科見学バラエティー。だが、この日の特集は「ウラ側映像ベスト5」。「宮城で1日1万個売れる“おはぎ”」や激安のご当地スーパーなど、過去のいわば総集編が20分にわたりプレイバックされた。1位は北海道・旭山動物園。その後は、同動物園の最新情報も紹介されていたが、普段から見ているネットユーザーも「総集編かよ もう終わりだなこの番組」「こればっか」「もう打ち切れよ」「白石麻衣のことは好きだがもう限界だ」といった呆れ声が。その中に出ていた埼玉の焼き鳥店も「初取材」と謳っていたが、過去、ほかの番組でも取り扱われていたこともあり、「見たことある映像ばっかりなんだけど…」「ネタ切れ」の声も聞かれた。
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気がかりなのは、10月など期初期末でもないタイミングでの総集編。新作をもはや積極的に撮っていない雰囲気に「打ち切りか?」と不安がる声も見られた。
番組エンディングは、我が家のペット映像を流していたが、最近はこうした動物ネタも多くなるなど迷走していた同番組。テレビ業界では、動物モノに走ったら数字的にヤバいといという、まことしやかなウワサもある。
同番組の21日放送の視聴率は個人3.0%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)、世帯5.5%。一時期、多少は盛り上げていたようだったが、また息切れしてしまったようだ。
ここ最近、裏の『THE 突破ファイル』(日本テレビ系)が別の特番になることも多く、その時は『ウラ撮れ』に一時的に視聴者が流れていたようだが、やはり通常のタイムテーブルに戻ると、『突破』もしく『プレバト!!』(TBS系)に帰って行ってしまっているようだ。
さらには数々の動物番組がある中、ペット映像など、ありきたりのコンテンツで済ませてしまっていることも、視聴者を萎えさせてしまっている原因があるようだ。また、スタジオにいるのは、かまいたちと白石麻衣。VTRを見ているだけで2組を生かしきれない歯がゆさもある。いっそのこと別のバラエティーに振り切ってみては……。