この日の『家事ヤロウ!!!』にはゲストとして俳優の藤木直人が登場。釣りが趣味だという藤木は収録前日に釣りに行き、スズキを手に入れスタジオで調理した。
その話の流れで、バカリズムは釣りに関する素朴な疑問を藤木にぶつけた。
「釣りの楽しさが全く分からない」としたバカリズムは、釣りの魅力を藤木に聞いた。藤木は「(魚がかかった時の)動物的本能を感じる」「どんな魚がいるんだろうという好奇心」「(大きい魚を釣って)記録を更新するサイズだった時のうれしさ」と答えたが、バカリズムはあまり納得していない様子であった。
>>バカリズム発案のVTRに「いじめでは?」「正直引いた」の声 出演者もドン引きの「新しい職業」とは<<
特にバカリズムは釣りファンの間で「大きい魚を釣った人=偉い」という風潮があることに、強い違和感を持っていると明かした。「別に大きいのを自分で見つけたわけでもなく、たまたま(運で)かかっただけ」「大きさって魚次第じゃないですか。それは(釣り主ではなく)魚の成長の頑張りじゃないですか」と、大きな魚を釣り上げて魚拓や写真に収め、他人に自慢する人の考えが全く分からないと嘆いた。
同じく『家事ヤロウ!!!』のレギュラーで釣りファンでもあるカズレーザーは「それはやめましょう」とバカリズムをたしなめ「確かに運なんですけど、うまい人は大物を釣る」「(うまい人は)タックル(釣り道具セット)の組み方や魚のいるポイントが分かる」と反論。笑って聞いていた藤木も「魚って全身筋肉なので、5センチ、10センチ違うだけで厚みや引きが全然違うんですよ」とバカリズムの考えに異を唱えていた。
しこたま「釣り」への疑問をぶちまけたバカリズムは「全国の釣り人を敵に回した」と思わず言い過ぎたことを反省していた。
ネットでは「マジで全国の釣りファンを敵に回したな」「バカリズムは釣りになんか恨みでもあるの?」「バカリズムの偏見まみれの釣り話おもしろい」「実は核心突いてるのでは」といったコメントがあった。
釣りファンなら怒っても仕方のないバカリズムの暴論だったが、笑って答えていた藤木の方が一枚上手だったようだ。