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安倍元総理襲撃事件、奈良県警の警備が手薄だった事情を暴露 ジャーナリストが明かした驚きの警備計画書とは

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画像はイメージです

 7月28日放送の『辛坊治郎ズームそこまで言うか!』(ニッポン放送)に、ジャーナリストの須田慎一郎氏がゲスト出演した。そこで8日に起こった安倍晋三元首相の銃撃死事件の裏側が語られた。

 須田氏は事件当日に現場入りし、取材を行った。襲撃現場や容疑者の自宅も訪れたという。

 ​>>“襲われるんじゃないか”圧の強い政治家に比べ、安倍元総理は素直な人柄 辛坊氏が共演エピソードを明かす<<​​​

 さらに須田氏は、事件当日までに奈良県警では、別件の不祥事の対応に追われていたと裏事情を暴露した。須田氏は「今年の1月に、奈良西署で拳銃の弾が5発紛失した」と経緯を説明。窃盗容疑で捜査が始まり、同署の署員が容疑者として浮上。「徹底的に締め上げたらうつ病になっちゃった。そこで弁護士からクレームが付いた。その後、真相がわかって、2020年に古い弾と新しい弾を入れ替えた時に5発分少なく支給していた。最初から5発なかった」と説明。「数え間違い。冤罪ですよ」と真相を暴露していた。

 この件に関して県警本部と奈良西署は、8日の午後に記者会見を予定しており、その準備に追われていた。須田氏は「(そんな時に)『明日、安倍さんが行くからよろしくね』と来たんだけど、『警備計画、そんな余裕ないぞ』と」と慌てた。そこで「でも、ちょっと前に茂木(敏充)幹事長が演説に来ていたから(警備計画を)『茂木幹事長』を『安倍元総理』に書き換えて、警備員の名前も書き換えて、当日の午前中に警備計画書が了承された」と裏事情を語った。これには辛坊氏も「いい加減なものですね」と呆れ気味だった。

 安倍氏の奈良入りは急きょ決まったものだが、対応する奈良県警の側もトラブルを抱えており、二重の意味で準備が十分に出来なかった可能性を須田氏は指摘した形だ。

 これには、ネット上で「こうして聞いていると起こるべくして起こった事件なのでは」「まさしく負の連鎖ってことなのかね」といった声が聞かれた。

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