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新月9『競争の番人』が前期ドラマと激似のワケは「なんで2作連続?」疑問の声も

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 新月9ドラマ『競争の番人』(フジテレビ系)が11日にスタートし、第1話の平均視聴率は11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。

 公正取引委員会を舞台に、2人の職員が不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していくというストーリーが描かれる本作。

 第1話は、刑事の白熊楓(杏)はミスをして異動させられてしまう。異動先は公正取引委員会審査局第六審査。白熊は東大法学部を首席で卒業した優秀な人物・小勝負勉(坂口健太郎)とバディを組むことになり――というストーリーが描かれた。

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※以下、ネタバレあり。

 『競争の番人』は小説家・新川帆立による同名小説。前クールの月9ドラマ『元彼の遺言状』(同)も新川帆立の小説が原作となっており、2クール連続月9が同じ作者の小説を原作に選ぶという異例さがネット上でも話題になっていたが――。

 「しかし、『元彼の遺言状』はストーリーのテンポも悪く、豪華キャストに比べ、ストーリーも全く話題にならず。綾瀬はるか演じる敏腕弁護士が事件の謎を解いていくというストーリーでしたが、ミステリーの粗も多く、視聴率は低迷。月9にも関わらず、全話平均視聴率は9.1%と一桁止まりでした。『競争の番人』も決してテンポがいいとは言えず、第1話の題材も地方のホテルウェディングを巡るカルテルという地味なものでした」(ドラマライター)

 このため、ネット上からは「なんで同じ作者で続けるの?」「この原作者の作品は実写に向いてない」「ストーリーに全く惹かれない」「『元彼』がコケたのになんで2作連続?」という疑問の声ばかりが集まっている。

 「また、『元彼~』も剣持麗子(綾瀬)と篠田敬太郎(大泉洋)の凸凹コンビが事件を解決していくというストーリーでしたが、『競争の番人』も、熱意はあるものの空回り気味の白熊と、冷静で優秀な小勝負という凸凹コンビがバディを組んで事件を解決していくというもの。その点でも被っており、ネットからは『またこのパターンか』『綾瀬はるかは上から目線でイラっとしたけど、杏はドタバタしててイライラする』『同じような話ばっか』という声が聞かれています」(同)

 第1話で視聴者から退屈がられた題材を完結させず、第2話でも続ける『競争の番人』。果たして、今後視聴率はどう変化するのだろうか――。

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