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高橋尚子「現役時代から1日4パック」納豆愛語る 恩師小出監督との金メダル直前の思い出も

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ねば~る君、高橋尚子

 2000年シドニーオリンピックマラソン金メダリストで解説者の高橋尚子が7日、東京・銀座の茨城県アンテナショップ「IBARAKI sense」で開催中の『いばらき納豆フェア』納豆PRイベントに出席し、納豆の妖精ねば~る君と“納豆愛”溢れるトークを繰り広げた。

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 挨拶に立った高橋は「納豆は現役時代から1日4パック食べてきました。今でも冷蔵庫に納豆がない日はございません!小粒で少し硬めをしっかり混ぜるのが大好きです」とトレードマークのQちゃんスマイルで熱弁。7月10日「納豆の日」を前に、「1日納豆大使」に任命され、来場者に「納豆せんべい」を手渡した。

 ねば~る君に「本物の納豆好き」と太鼓判を押された高橋。「めかぶとネギ、みょうが、卵をしっかり混ぜて、それを釜揚げのうどんに混ぜて食べるのが大好き。暑い夏に気温30度以上で40キロを走って胃が疲れている時でも、つるつる入るので食べやすい」とお勧めレシピを紹介した。

 「給水ポイントに納豆があったら食べる?」というねば~る君の質問には、「食べます」と即答。「しっかり混ぜてご飯にかけておいてもらえるとありがたいです。今はカレーやラーメンもあるので」と進化するマラソンの給水事情を挙げて賛成すると、ねば~る君も「ありが納豆!」と感謝していた。

 茨城県との縁を聞かれると、「小出(義雄)監督に朝練が終わった後、いきなり『鹿島神宮に行くぞ』と言われて行きました」と女子マラソンで日本初の金メダルに輝いた2000年シドニーオリンピック前のエピソードを紹介。「なぜ小出監督が鹿島神宮に行こうと言ったのかはわかりませんが、すごく思い出深いです」と2019年に逝去した名伯楽を偲んだ。

 「現役時代は体に良いものを食べると言って過ごしていたんですが、その一番の代表が納豆」と高橋。「私の粘りは納豆の粘りでした」と栄冠の陰に納豆の存在があることを明かした。

(取材・文:石河コウヘイ)

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