アメリカ・カンザス州の床屋で、ヘアカットの仕上がりに納得いかない客の男が、床屋のオーナー男性を銃で撃ち重傷を負わせたと海外ニュースサイト『INSIDER』『KSHB』などが6月12日までに報じた。
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報道によると6月1日、同州在住の33歳男が地元の床屋を訪れた。男は割引価格のヘアカットを希望。担当した理髪師の男性A(以下A、年齢不明)は男の要求を承諾し、ヘアカットを始めたという。散髪終了後、男は仕上がり具合に不満を持ち怒り出したそうだ。最終的にAは、男のヘアカット代を無料にしたと伝えられている。
しかし翌日、男は再度来店。このときAは不在だったようで、男は「Aを待つ」と言って理容椅子に勝手に座ったそうだ。男はヘアカットのやり直しを求めた様子。床屋のオーナー男性B(以下B、年齢不明)は、「理容椅子ではなく、待合室の椅子に座ってくれ」と男に伝え、対応中の他の客のもとに戻ったという。
Bの発言で男は激高し、持っていた銃を取り出してBを撃ったという。そばにいた客らが男を取り押さえたそうだ。すぐに警察が駆け付け、男を殺人未遂の疑いで逮捕した。男性Bは病院に搬送され、一命は取り留めた。以後、Bは順調に回復、銃弾は背骨から数センチずれていたため、まひも残らないという。
男の認否は伝えられていないが、検察は第一級暴行罪や不当に銃器を使用した罪などで男を起訴した。近日中に男の裁判が開かれる予定だ。
このニュースが世界に広がるとネット上では「気に入らない髪型にされたくらいで、銃を発射するなどあり得ない」「結局、散髪代は無料になっている。一体何が不満なのか?」「ほかの床屋に行けよ」「男の態度の大きさはハリウッドスター級だが、髪型を変えてもハリウッドスターにはなれない」「イメージと違う髪型にされたら確かに複雑。男がどんな髪型にされたのか気になる」といった声があがった。
イメージ通りのヘアスタイルにならないことは、往々にしてあることだ。それなのに、代金を無料にしたうえ、やり直しまで応じてくれたにもかかわらず銃で撃つなど、絶対に許されるものではないだろう。
記事内の引用について
Man accused of shooting Kansas City barber after being upset with haircut(KSHB)より
https://www.kshb.com/news/crime/man-accused-of-shooting-kansas-city-barber-after-being-upset-with-haircut
Man unhappy with haircut shot barber and was going to 'execute' him but his gun jammed, say reports(INSIDER)より
https://www.insider.com/kansas-city-man-shot-barber-twice-after-unhappy-with-haircut-2022-6