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ロッテ・井口監督、新助っ人の起用方針に「ケラーみたいになる」と批判 “見切り発車”示唆に不満相次ぐも、大成功あるか

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井口資仁監督

 9日にロッテが獲得した元MLBセーブ王の新助っ人・オスナ。14日に伝えられた井口資仁監督の起用方針がネット上で物議を醸している。

 報道によると、オスナは14日に本拠地・ZOZOマリンスタジアムで行われた一軍練習に初参加し、キャッチボールやランニングなどを精力的にこなした。その様子を見守っていた井口監督は、練習後に応じた取材の中で「もう1回(二軍で)投げて、来週のマリンあたりぐらいからを考えたいと思います」と、本拠地で行われる21~22日の西武戦からの一軍昇格を示唆したという。

 今季はロッテ入り前までメキシカンリーグで「12登板・2勝0敗6セーブ・防御率1.35」といった数字を残していたオスナは、獲得から3日後の12日・二軍DeNA戦で早くも来日初登板。「1回2失点・被安打3」と精彩を欠いたが、井口監督はあと1試合調整登板させれば状態は十分仕上がると考えているようだ。

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 井口監督の起用方針を受け、ネット上には「二軍戦2登板だけで一軍に上げるのは早すぎるのでは」、「調整不足で炎上しまくったケラーみたいになるんじゃないか」と不安視する声が挙がったが、「ケラーが見切り発車失敗したからといってオスナもそうなるとは限らんだろ」、「かつてのマーティンみたいに逆に大成功する可能性もある」といった異論も少なくなかった。

 「今季の球界では新型コロナの影響で来日が3月にずれ込んだ阪神の新助っ人・ケラーを首脳陣がオープン戦で2登板しただけで開幕守護神に据えたところ、3月25日・ヤクルト戦(1回3失点)、同月29日・広島戦(0.1回2失点)と2登板連続で炎上したため、ろくに調整させずに使うからだと多くの阪神ファンに批判されています。このケースの印象が強く残っているのか、オスナも調整登板が乏しいまま見切り発車で一軍に上げればケラーと同じ末路をたどるのではと不安視する意見は見受けられます。ただ、ロッテに関しては2019年7月26日に入団会見後にすぐ一軍デビューしたマーティンが、翌日の試合でいきなり決勝の1号2ランを放つと、シーズン全体でも14本塁打をマークしまたたく間に中心戦力となるなど見切り発車が大成功したケースがありますので、オスナもマーティン級の活躍を見せてくれるだろうと逆に大きな期待を寄せるファンも少なからずいるようです」(野球ライター)

 12日終了時点で救援防御率がリーグ5位(3.77)とブルペンが振るわないロッテ。その救世主として実績十分のオスナを獲得した形だが、井口監督が構想するスピード昇格は果たしてどのような結果となるのだろうか。

文 / 柴田雅人

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