小島は同日に大阪・大阪城ホールで開催する新日本のビッグマッチを欠場して、今大会に参戦。新日本のIWGPヘビー級、全日本プロレスの三冠ヘビー級に続くノアのGHCヘビー級王座を戴冠することで、史上4人目となるグランドスラム達成をめざす。
調印を終えた小島は「さまざまな偶然が重なり、GHCヘビー級のチャンピオンに挑戦することになりました。ですが、GHCのチャンピオンになることは必然です」と語ると、潮崎は「CFF、メインで挑戦者の小島聡を倒して、GHCヘビー級のベルトを防衛します。そのことしか考えていないです」とノアの代表として新日本の小島に負けるわけにはいかない考えだ。
小島は「昨年でプロレスラー生活30周年を迎えました。31年目、またこのような舞台を与えてもらえてること、さまざまなことに感謝しながら、精いっぱい力の限り戦いたいと思います。とにかく元気よく明るく自分がやってきたプロレスを信じて、またベルトを獲りたい」と語ると、高山善廣、佐々木健介、武藤敬司に続くメジャー3大王座のグランドスラム達成について、「ベルトに対しての思い入れはもちろんあります。過去2度挑戦して獲れなかったGHCのベルトでもありますし、いろんな思いを持って今回チャンピオンシップに臨みたいと思ってます。必ずベルトを獲ります」と強い意欲を示している。
この試合は、DDTらグループ団体が集結するCFFのメインに選ばれたが、潮崎は「自分はCFFは初めての出場。こうやってGHCヘビー級のチャンピオンとして、CFFのメインを飾って、勝って締めくくりたい。そのために本気の小島聡を倒して、このベルトを防衛します」と語った。潮崎は、昨年2月には武藤敬司にGHC王座を明け渡し、グランドスラムを達成をされているだけに、今度は負けたくない気持ちが強いのだろう。
(どら増田)