「彼はとにかくテレビが大好き。毎日のように見たい番組がたくさんあります。やっかいなのは、録画では満足できないところ。リアルタイムで見ないと気が済まないのです。
>>一人の営みを目撃して~女がドン引く瞬間~<<
デートで外食をした時。コースを頼んでいたのですが、料理の出てくるペースが遅かったんです。すると、見たいテレビの時間に間に合わないということで、途中でストップして家に帰りました。
ベッドで行為に及んでいる時もです。見たい番組が始まりそうになり、急いで切り上げられたことがありました。また、終わらない時は途中でテレビをつけ、見ながら進められたことも…」
極端なテレビ好きの彼だが、それ以外に問題はなかったそう。交際は続き、真世さんの実家に初めて挨拶に行くことになった。
「その日も彼は見たいテレビ番組がありましたが、さすがに親の予定を優先してくれました。実家で食事をしながら、両親と歓談しつつ、和やかに時間が過ぎていきました。一応テレビもついてはいたんですが、気にしている素振りはなかったんです。
ところが、父親がトイレに立ち、母親が飲み物を取りに行ったタイミングで、彼が動きました。近くにあったリモコンを手に取り、ササッとチャンネルを変えたのです。そうまでして見たいか…と。逆に諦めがつきましたね」
そこまで夢中になれるものがあるのは素晴らしいことだ。ただ、もし彼女の見たい番組と時間帯が被った時は、譲ってあげられる配慮は必要だろう。
写真・Nenad Stojkovic」