ひめかは「ドンナ・デル・モンドのひめかです。シングルのベルトへの挑戦は1年半ぶり。いやあ、待った甲斐があったわ。応援してくれるファンのみんなも待ってくれていてありがとう。まあね、朱里のテクニック、技術、そんなものには惑わされずに、私のこのパワーと秘策もあるので、それを全部出した上で、最強で最高のランニングパワーボムで、私が赤いベルトの新チャンピオンになります。そして、もうひとつ。新しい赤いチャンピオンになった私と、5.5福岡(国際センター)で白いチャンピオンになる舞華で、朱里とMIRAIが抜けた新しいDDMを舞ひめで引っ張っていきます」と決意表明。
朱里は「第14代ワールド・オブ・スターダムチャンピオン、世界に通用するモノが違う女、朱里です。去年の11月3日、ひめかがリングに上がって挑戦表明してくれた、その約束を守る時が来ました。ひめかには、まだまだ秘めた力がある。このタイトルマッチで、ひめかの全てを感じ、私がさらに輝き、勝利する。朱世界を存分に味わってもらう。そして、この4月29日、みなさんはゴッズアイの勢いを感じることになるでしょう。朱世界バトルフォー、ビー・オープン。朱世界へようこそ」と上から目線で言い放つと、両者が顔を合わせて視殺戦を展開。すると突如、ひめかが朱里にキスをする。
ひめかは「4.29はその唇だけじゃなくて、唇より大切にしている赤いベルト、これも奪っちゃうよぉ」と最後に朱里を挑発した。
17日の東京・後楽園ホール大会では、朱里とひめかが、それぞれ壮麗亜美、舞華をパートナーに前哨戦で激突。DDMを脱退し新たなユニット、ゴッズアイを壮麗、結果的には古巣のDDMからMIRAIを引き入れる形で結成した朱里に対するDDMコンビの攻撃は厳しいものがあったが、15分では物足りず、時間切れ引き分けに終わっている。
(どら増田 / 写真提供・ブシロードファイト)