チコちゃんといえば、表情がCGによってクルクルと変化する姿が「ユニーク」「かわいい」と放送開始当初、大きな話題になった。
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顔のCGはNHK技術班の努力が詰まったもので、撮影終了後も手間のかかる作業が長く続く。オンエアまで、数カ月単位でCG編集が行われていたという。
最近はさすがに数カ月単位の時間を要する作業は少なくなったようだが、着ぐるみに関係する作業には今もかなりの時間を割いているという。
そんな手間のかかる着ぐるみ関係の撮影だが、なんとチコちゃんが撮影中、中身が見えそうになりかけた姿がオンエアされるハプニングがあった。
それは『チコちゃん』スタートから1年が経過した2019年4月26日放送分での出来事だった。
チコちゃんは毎回オーバーな振り付けでVTRの紹介に入るのだが、この日チコちゃんはいわゆる「ガニ股」の体勢で、大きく足を開きすぎてしまい、足の付け根の生地がビリビリに裂けてしまったのだ。
NHKはこのハプニングをささいなミスとして処理し、特に直しが入ることなくオンエアに至ったのだが『チコちゃん』は高視聴率番組。ネットでは「今、チコちゃんの着ぐるみの股間破れてなかった?」「見ちゃいけないものが見えた」と大きな話題になった。
現在は数体の着ぐるみが作られ、このようなミスはなくなっているようだ。ただ、番組開始当初は着ぐるみの替えがあまりなかったためか、このようなミスも少なからずあったのだ。